090金融との言い争いは無益

公開日:2014/07/05更新日:2018/11/19

カテゴリー:司法書士 タグ:

ヤミ金,特に090金融に関するご相談を受けていると当初の約束を反故にされたので抗議したら言い争いになったという話を良く聞きます。

昨今の090金融は詐欺業者同然のところが多く,当初の契約条件が全くのデタラメであったり,実績を作れば(多額の返済をすれば)○○万円融資するという話を反故にされたりと取引のメリットが皆無であるケースばかりなので無理からぬことですが私としては彼らと言い争いすることはお勧めしません。

090金融は住所氏名が不詳である上に使っている携帯や口座は他人名義です。

そして,金のためには犯罪も厭わないという利己的かつ凶悪な人種です。

一方,被害者は本人や家族に関する個人情報をさらけ出してしまっているのであり,相手との交渉上有利な点は何一つありません。

このような状況下では,090金融に対して「当初と話が違う」と抗議したところで相手は取り合わないでしょうし,下手に感情を逆なでしてしまうとご本人や家族に嫌がらせを始めるという被害もあります。

また,反抗したからとか何かを言い掛かりを付けられて更に悪い条件で取引を続けさせられたという被害もあります。

逆に,抗議したら相手がそれを受け容れてくれたというケースは全く聞きません。

このとおりヤミ金との言い争いは無益どころか有害ですらあるのでお止めになるべきでしょう。

もちろん,だから090金融の言いなりになれというわけではありません。

しかし,まともな相手ではないので正論や理詰めで話したところで折り合わないのは明らかです。

このような相手に当初の契約どおりの履行を求めても無駄ですから,話が違うからと言って言い争うのではなく,「犯罪者なのだから約束を守らなくて当然」と割り切って早々に縁を切る方向でお考えになる方が賢明というものです。

それが被害拡大を防ぐ唯一の方法ではないでしょうか。

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