故事・名言から学ぶ闇金解決法 その2

公開日:2013/11/10更新日:2013/11/10

カテゴリー:相談員

相談員の石川です。

故事は,大昔から今に伝わる逸話です。そこには人生の真実がいくばくか含まれているように思えます。

闇金問題に悩む方へ故事・名言をご紹介します。

 

「闇金から金を借りるようになるなんて,なんて私はついてないんだろう」

「もう私の人生はおしまいだ。どうすることもできない」

闇金問題に悩むあまり,こんなことを考えてしまう人がいるかもしれません。

 

人間万事塞翁が馬という故事をご存知でしょうか。

昔,中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が胡の地方に逃げたので,人々が気の毒がると,老人は「そのうちに福が来る」と言いました。

やがて,その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきました。

人々が祝うと,今度は「これは不幸の元になるだろう」と言いました。

すると胡の馬に乗った老人の息子は落馬して足の骨を折ってしまいました。

人々がそれを見舞うと,老人は「これが幸福の基になるだろう」と言いました。

一年後,胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死してしまいました。

しかし足を折った老人の息子は兵役を免れたため戦死しなくて済みました,というお話です。

 

この故事の意味は,人生における幸不幸は予測しがたいということです。

幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえです。

英語にも,A joyful evening may follow a sorrowful morning.(悲しみの朝の後には喜びの夕べが訪れる)という似たような表現があります。

苦しみのさなかにいるときは,その苦しみが永劫続くかのように思いがちですがそうとは限りません。

闇金問題は必ず解決できますから,あきらめないでほしいのです。

 

闇金に悩む方が一人でも減ることを心より願っております。

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