売買契約仮装ヤミ金業者逮捕

公開日:2015/10/29更新日:2020/06/09

カテゴリー:ニュース・報道

高級品買い取り名目で高金利融資の疑い ヤミ金業者逮捕
ブランド品のバッグなどの販売や買い取りを装い、違法な高金利で現金を貸し付けていたとして、警視庁はヤミ金業者の8人を出資法違反(超高金利の受領など)容疑で逮捕し、29日発表した。警視庁によると、商品販売のローン契約を装ったヤミ金業者の摘発は全国で初めて。
逮捕されたのは、東京都中野区中央5丁目、無職渕上大成(58)、同区中野3丁目、無職村瀬健一(78)両容疑者ら8人。ブランド品のバッグや時計の販売会社「大幸」と、それらを買い取る会社「リノックス」の2社を使って高利貸をするヤミ金グループだった、と警視庁はみている。
生活経済課によると、8人は2012年12月ごろ~今年3月ごろ、都内の飲食店経営の女性(63)ら4人に計約2300万円を貸し付け、法定利息の7~46倍の利息を受け取った疑いがある。
渕上容疑者らは、現金を借りたい客に対し、ブランド品をローンで販売する架空の契約を結ぶ一方で、同時に架空の買い取り依頼書も作成。ローンの契約額から金利分を引いた額を現金で渡していたという。契約は客の自宅や店で行われ、担当者はブランド品も持ち込んでいた。だが客はブランド品に触れることはなく、そのまま担当者が持ち帰っていたという。
朝日新聞 2015年10月29日12時12分
http://www.asahi.com/articles/ASHBY34W0HBYUTIL00F.html

単なる売買契約だと主張して実質的には超高金利の貸付けを行うヤミ金業者は今でも多数存在します。

売買の対象とする品は多岐にわたり,上記のようなブランド品から,宝石,金貨,絵画,時計,家具,私製手形等があります。

いずれの場合も品物を分割で購入する契約をさせ,すぐにその品物を指定の業者に転売させて金を受け取らせ(貸付け),分割払いにて事実上の元利金を受け取るという手口です。

多くの場合年利365%以上の貸付けであり借りてしまうと支払困難な状態となるのは明らかですから,こういった怪しい業者とは付き合わないことが賢明です。

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