ヤミ金業者の手口②

公開日:2015/11/01更新日:2015/11/01

カテゴリー:相談員

ヤミ金業者の手口①の続きです。

整理屋

多重債務にて苦しんでいる人に債務を整理するといって近づき、違法な手数料を取る業者です。 ヤミ金業者、NPO法人、探偵業者等が行っています。 また 、弁護士や司法書士が違法業者に名義貸ししているケースもあるようです。

紹介屋

多重債務者に新しい借入先を紹介するなどと言い、融資額の2~4割の手数料を請求する業者です。

自動車金融

「車に乗ったまま融資」などと電柱にビラを貼付けているのがこの自動車金融です。 実体は、まず一旦車の売買契約を締結して債権者の所有とし、売買代金としてお金を融資します。 そして、リース契約を結び債務者に車をリースするという形にします。 このリース料金が「高利な利息」となり債務者は車に乗ったまま高利な利息を返済し続けます。 滞納すると自動車金融業者が勝手に車を引き揚げていってしまうことがあります。

年金担保金融

悪質な業者です。 お年寄りから言葉巧みに「年金証書」「通帳」「印鑑」「キャッシュカード」などを取り上げ、お金を融資します。 業者は年金受取口座のキャッシュカードを預かり、受給日に勝手に口座からお金を引き出して元利金を回収します。 独立行政法人福祉医療機構以外の年金担保融資は違法です。安易に取引しないようにしましょう。 また、近年は福祉医療機構の年金担保融資の斡旋業者と称して融資を行ったり紹介料を取る手口もありますから注意が必要です。

 

 

ネットの普及にともない、ヤミ金融を利用していることに気がつかず契約や申し込みをされてしまうケースが増えています。   また、すぐ返済さえすればヤミ金の取り立てに合わないと安易に考えてしまわれるようですが、ヤミ金の手口では連絡がつきさえすればいくらでもお金を取れる相手と判断されてしまい、要求は大きくなっていくのです。 相手と戦う姿勢でなければ決別できないほど、相手はしつこく連絡を入れてくるでしょう。

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