ヤミ金の手口は1つじゃない

公開日:2015/11/11更新日:2015/11/11

カテゴリー:相談員

相談員の木村です。

本来、貸金業を営むには、貸金業としての登録が必要です。

ですが、ヤミ金業者は貸金業の登録などせず、貸したお金に違法な高金利で取りたててくるのです。

中には、貸金業の登録をしていながら違法な高金利を取る業者もありますので、気をつけなくてはなりません。

ヤミ金業者は、深夜、職場、家族、親戚までにも連絡をし、肉体的にも、身体的にもあなたを苦しめてくるのが手口です。

ヤミ金の手口も様々に変化し、日々多様化してきています。時には、悪質なヤミ金をまねた方法でネット上に情報をのせ、個人的に活動している者もいるほどです。

ヤミ金は、名前を変え、連絡先を変え、お金に困っている人を探しています。決して近づいていい相手ではありません。

もし、ヤミ金と関わりを持ってしまった場合には、ご自分での解決は難しいと覚えておいてください。

以下にいくつかの手口を紹介します。

うその金融会社

貸金業の登録をしていないのに、あたかも登録をしているようにみせている手口です。
電機メーカー、自動車メーカー、都市銀行などの大手企業や上場企業に酷似した商号やロゴを使用して、安心させ高額な金利や保証金などといいお金を騙し取ります。

押し貸し

ヤミ金の共有ネットワークや名簿屋などから入手した個人情報を使い、契約を全くしていないのに、勝手に銀行口座に現金を振込んできます。
数日後、知らない人や会社から「融資したんだから利息を払え」と、いいがかりをつけられます。「借りた覚えは無い」と言って入金額を返却しても、高利の請求を支払うまで、本人や家族、勤務先に脅迫や嫌がらせなどが続き、最悪な場合返済しても「返済されていない」と支払いをせまるようです。

カラ貸し

お金の貸し借りの合意がないという点で「押し貸し」と似たような手口です。
カラ貸しは一切借りていないお金に対して、返済だけを請求してきます。
どのように請求されるかといいますと、電話やダイレクトメールなどで「未払いの債権回収を依頼されています。返金されない場合には強制回収を行います。」と通知がきます。
相手は具体的なことを一切言わず、携帯番号だけを伝えたりするようです。
手当たりしだいに連絡を取っているようですので、相手にしないことが一番の対処法です。

信用、保証詐欺手口

ダイレクトメールを送り勧誘を行います。申込者に対しては融資の条件として50万円程度を保証金を預ける必要があると言ってきます。実際に保証金を振込みしても融資されることはなく、そのままお金だけ取られてしまいます。会社など法人を狙う業者もいるようです。

完済させない手口

融資はしてくれるものの返済期日になるといろいろな方法を使って完済させないようにしてきます。返済させないまま、利息や損害金などいろいろな名目で高額なお金を請求してくることが多いやり方です。

書き込みする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


0120-830-742
お問い合わせ 闇金対策ブログはこちら 情報提供掲示板はこちら
司法書士による闇金対策ブログはこちら
情報掲示板はこちら
相談に対応するオペレーター