ヤミ金被害が長引く理由

公開日:2016/07/31更新日:2018/11/10

カテゴリー:相談員

相談員の石川です。

7月にしては涼しいなという日も過ぎて,気がつけば陽は燦燦,蝉が鳴きっぱなしの真夏日ですね。

 

さて,家族には絶対知られたくないばかりに無理に無理を重ねて支払いを続けているというヤミ金被害者の方はいませんか。

 

ヤミ金のような暴利の請求に長期間応じることは通常はできません。支払いのために無理に金策をすれば,それは家族との生活に跳ね返ります。お金を払い続ければ,あなたが一番守りたい家族の生活が立ち行かなくなるのです。

しかし被害に遭い続ける方というのが一定数いらっしゃいます。そのような方が取る行動には一定のパターンがあるようです。

 

怒鳴られて怖い,払えば許してくれる

荒い口調でいろいろと脅し文句を並べられてしまい,「払って許してもらおう」と思わされてしまうケース。

  • 「払うまで一生追い込む」
  • 「今から家に行くから待っとけ」
  • 「返さないなら裁判にする,出るとこに出るぞ」

などが被害相談でよく聞くフレーズです。

ヤミ金が言うことはこけおどしに近いものが多く(とくに違法業者が法的措置を執るなどと言うのは噴飯ものです),はっきり言えばそんなに気に病む必要はありません。

しかし,請求を無視するだけでは被害をすぐに収めることはできませんから,上記のように脅迫を受けていて早期に解決したい方はすぐに当事務所にご相談ください。

次に,周りに電話されては困るから相手からの電話に応じてしまうというケース。

ヤミ金の連絡を無視できないのは,相手に「電話に出なければ●●に電話するぞ」と言われているからなのでしょうが,これは自分の行動を彼等にコントロールされている状態ですね。

そして業者に対して自分の弱味はここですよとアピールしていることにもなるのです。昨今のヤミ金は気が短いというか,「短期間に搾れるだけ搾る」というタイプが多いので,こんな弱さを見せたら要求をエスカレートさせていくのが目に見えています。

自分が電話に出ていれば職場や家族には電話が行かなくてすむという理由でヤミ金と連絡を取り続けてしまうという方は多いようですが,これは破滅の時をほんの少し先延ばしにするだけの悪手です。

毟られてぼろぼろになる前に業者とは手を切りましょう。

立ち直るのに必要なのはほんのちょっとの勇気

お金を払って許してもらおうなどと考えてはいけません。むしろ,ヤミ金を許さない!という気持ちを持ってよいくらいです。被害から抜け出すことを困難にしているのはあなたの恐怖心です。あなたが本当に怖がるべきなのは業者ではなく,取引を続けてご自身の人生を破壊されることです。

彼らの言いなりにならず被害から立ち直ろうという意思を持つことができれば,その時点でヤミ金問題の半分は解決できたといっても良いと私は思っています。

 

あとの業者との直接交渉は当事務所にお任せください。

少し先の未来ではきっと「あのとき勇気を出してヤミ金と縁を切ってよかった」と思っていただけるはずです。

  1. 1
    匿名 says:

    融資してもないのにキャンセル料金請求。
    会社に電話

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