闇金の「借りてでも払え」に応じてはいけない

公開日:2016/10/22更新日:2018/11/10

カテゴリー:相談員 タグ:

相談員の石川です。

ヤミ金と縁を切りたいと被害者の方が考えるようになるのは,取引を始めて1~2ヶ月経過したころではないでしょうか。

そのくらい取引が続けば,「このまま利息の支払を続けたら生活がどうなるか」という悪夢のような未来について,毎日嫌でも考えるようになるでしょう。

 

そもそも多くの方はお給料日が来るのは毎月1回だけです。

それに対して,最近のヤミ金は短期業者とも呼ばれており週払いを要求してくるところが多く,毎月4回も利息の支払をしなければなりません(短期業者については,ブログ記事「短期のヤミ金,長期のヤミ金」もお読みください)。

これではすぐに返済に詰まるのも当然です。

そこでヤミ金はいろいろな手管で被害者を脅して,お金をできるだけ長期間むしり取ろうとしてくるわけですが,いくら脅されても無い袖は振れません。

しかし本人が払えないならば,家族や親族,または職場の同僚や上司に借りてでも払わせるのがヤミ金のやり方です。

そのことで本人の社会的信用が地に落ちようがヤミ金は気にすることはありません。

そして,無理にでも返済すれば終わりにしてくれるどころか「なんだまだ払えるじゃないか」とさらに請求を続けることになります。

ですから,この1度だけというつもりでも他人から用立ててまでヤミ金へ返済することは絶対にやめてください。

もう払えないと思ったら,専門家に相談

ご相談のお電話を下さる方は,多くがヤミ金からの脅迫に身も心も追い詰められた状態です。

中には何十万も支払いをしたのにまだ許してもらえず,「もう払えません,勘弁してください」とヤミ金に泣きついた方もいらっしゃいました。

その方に相手はなんと答えたでしょうか。

「オレに金払うのと命取られるのとどっちがましかわかるだろ」
「これからお前の家に火をつける。地獄を見ることになるよ」

ヤミ金の手口を良く知っていればこんな脅迫が口先だけであることは自明です。

たかだか数十万のことで本気で命のやり取りをするはずがありません。

逮捕されるようなリスクを負って,自宅に乗り込むようなヤミ金業者はまずいないと思ってよいでしょう。

それでも聞けば怖くなるのが人というものです。

被害者の方がヤミ金と話をしても良い結果を生むことはありませんので対応は専門家に任せてください。

大げさな脅し文句に惑わされず犯罪者とはしっかり縁を切りましょう!

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