高額な延滞料を取るヤミ金!

公開日:2016/11/12更新日:2018/11/10

カテゴリー:相談員 タグ:

相談員の石川です。

アテにしていた入金がなかった。
予定外の出費で用意していたお金を使ってしまった。

ほんの小さな出来事で,それまで何とかできていた方もヤミ金への支払いを続けることができなくなってしまいます。

返済が滞ると煩く電話を掛けてきます。

このとき,「返済を延ばしてもらってその間に金策しよう」と考えるのは危険です。

それは一時しのぎにしかならず,すぐにまた金策に追われることになるからです。

 

話し合って何とかしたいと考える方もいるでしょう。

「ヤミ金に支払いができない事情をわかってもらい,嫌がらせなどせずもう少し待ってほしい。できればもう大分払ったんだから取引を終わりにしてほしい」というお気持ちなのだと思いますが,どんな事情であれ彼等がその思いを汲んでくれることはありません。

それはなぜか,ヤミ金側に立って考えてみればわかります。

 

いくつもの業者と取引をしている場合いずれ返済に詰まることは明らかですから,それまでの間に他の業者よりどれだけ搾り取れるかを考えて行動します。

ですから,ヤミ金は脅せば払ってくるという相手に対して取引を終わりにはしませんし,返済の先送りに応じることもありません。

「いいよ,待つよ」と言えばその業者へ払うお金は他の業者へ回ってしまいますので,「待った業者が馬鹿を見る」ことになるからです。

また,懐が厳しくなって全ての業者へ返済することができないという状況だと催促がひどいところから払うようになりますから,自然どこの業者も脅しの手口が激しくなっていきます。

 

ヤミ金の行動原理

返済を待ってやるという業者もいるにはいます。

しかしそれは,話の分る人情家のヤミ金だということではありません。

 

ヤミ金の行動原理は単純で「金になる」と思えば何でもやりますし,金にならないことはやりません。

ですからヤミ金が待つというのであれば,それは今以上に払わせる手立てを考えているということなのです。

 

たとえば本人にはもう返済能力がなくても家族から金を出させる手口があります。

この場合,「返済が遅れたから1日あたり1万円の延滞料を払わせる」などというのはザラで,数十万もの解決金を家族が支払ったという方もいます。

 

ヤミ金の手口は「電話で話をすること」から始まる

ヤミ金問題を解決するには,被害者自身が縁を切る覚悟を持つことが非常に重要です。

具体的には業者と連絡を一切取らないこと,金銭の要求に応じないことです。

彼等はたくさんの被害者たちと話をしており,いわば騙し・脅しのプロと言えます。

話をすれば必ずヤミ金に都合の良い結論へと誘導されてしまいますので,それを防ぐ一番の方法として,ヤミ金とは話をしないようにするべきです。

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