フリマアプリでヤミ金横行、監視逃れで隠語「銀貨売ります」

公開日:2018/01/03更新日:2018/06/04

カテゴリー:相談員 タグ:

新年明けましておめでとうございます! 相談員の佐野です。 皆さん年越しはどの様に過ごしましたか? 私は家でおせちの準備をしながら年越しそばを食べるというベタな年越しをしました。 おせちは買った方が楽ですし美味しいとは思うのですが、5年程前からずっと手作りなので良くも悪くも恒例になりつつあります…。 2017年は運動不足の年だったので、2018年は仕事に勉強そして運動もおろそかにせず、充実した1年にしたいと思います! さて私の新年最初のブログですが、ここ数年世間を騒がせている「フリマアプリ」を悪用した闇金のニュース記事をご紹介します。

フリマアプリでヤミ金横行、監視逃れで「隠語」 スマートフォンで中古品などの売買ができる「フリマアプリ」を悪用し、利用者が事実上のヤミ金融を営むケースが相次いでいる。 1万円札などを高値で売ったり、品物の売買を装って金をやり取りしたりする手口で、先月、警察が初めて違法貸し付けと認定し、利用者4人を逮捕した。運営側は現金出品を禁じる対策に乗り出したが、監視逃れの新手法も次々登場し、イタチごっこが続いている。 「銀貨売ります」。京都府警に先月16日、出資法違反(超高金利)容疑で逮捕された自営業の男(57)はフリマアプリの代表格「メルカリ」で、コインの出品を装って融資を受けたい人を募っていた。 仕組みはこうだ。「銀貨」は、貸し付けを行っていることを示す隠語で、1枚が1万円に相当する。これを知る利用者は借りたい額にあたる枚数分を、クレジットカード払いか携帯電話使用料との一括払いで購入。男はメルカリを通じて通知された購入額から、同法が定める法定利息(1日当たり0・3%)の3〜4倍近い利息を差し引いた現金を用意し、銀貨の代わりに郵送していた。 12月23日 16:51 読売新聞https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171223-567-OYT1T50065.html

「銀貨」という隠語を使って貸し付けをしていたようですが、実際に郵送している物の検品などがされていなければいくらでも違法なやり取りができてしまうということになりますね。これでは上記記事にあるようにイタチごっこが続いてしまうのも当然です。 物の売買がしやすくなったり機会が増えることは、需要と供給のバランスを取る良い方法かもしれません。 しかし、それによって犯罪に簡単に手を染めてしまったり気づかないうちに加担してしまったりするのではリスクが高すぎます。 フリマアプリだけでなく見えない相手と金銭のやり取りをする場合は最大限の注意が必要なので、少しでもおかしいな…不安だな…と感じたら一旦冷静になって踏みとどまりましょう。そして、自分で判断ができないことやわからないことがあればそのまま進めずに当事務所の様な専門家や警察に相談をしましょう。

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