司法書士紹介・事務所概要

しもひがし法務事務所代表司法書士の下東洋介（しもひがしようすけ）と申します。
私にとってのヤミ金融との初めての関わりは2005年でした。当時私は賃貸保証会社に勤務していたのですが、建物明渡しの現場等でヤミ金業者と対面することが多くありました。その際、ヤミ金の悪質な取立て手法を目の当たりにし、被害者の方を本当に気の毒だと思いましたが、そのときの私には何の権限も力もなく、ただ無力感に苛まれるだけであったことを今でも鮮明に記憶しています。

その後2008年から、縁あって大手弁護士事務所に勤務することとなり、ヤミ金被害者の救済に携わらせていただくことになりました。以来15年以上、業者件数では4万件以上の闇金被害解決に関わらせていただきました。

債務整理を担う事務所は数多くありますが、ヤミ金問題を取り扱う事務所はそう多くありません。皆様の中にも、ヤミ金について相談したら、「こちらでは取り扱っていない」と断られた経験がおありの方がいるのではないでしょうか。
そのような中、当事務所は、ヤミ金問題の解決に特化した司法書士事務所として2013年に設立し、設立当初から一貫してヤミ金問題と向き合って参りました。これによりヤミ金の撲滅や被害抑止に一定の寄与をしてきているものと自負しております。

これまでの15年以上の経験から確信をもって言えることは、ヤミ金問題は専門家の関与により適切な対処ができれば必ず解決できるということです。
ヤミ金業者は、「司法書士や弁護士に依頼しても意味ないよ」と言うかもしれませんが、間違いなく意味はあります。ヤミ金業者は、専門家に依頼されると回収が不可能になるため依頼させたくないと考えています。そのため、依頼させないために皆様にそのようにいうのです。

ヤミ金融事件というのは、他の事件類型とは異なり、相手方が所在不明かつ氏名不詳の犯罪者ですから、その相手方との交渉において絶対はありません。そのため、依頼をすれば絶対に取立てがないという保証はできません。しかし、当事務所に介入により回収不能と考えて取立てを諦めるヤミ金が多いことも事実です。その割合は設立当初から年々上がってきており、現在では9割近くのヤミ金が当事務所の介入により回収を諦めています（2024年6月現在）。

取立てが入るかもしれないというリスクを過大に考慮して問題を先送りにしていては、ヤミ金への支払いが嵩む一方であり、経済的建て直しが遠のくばかりです。
必ずお力になれるかと思いますので勇気を出してまずは一度ご相談ください。

代表司法書士　下東洋介