システム金融からの手形が毎日回ってくる

千葉県在住50歳Mさんのシステム金融被害

借入件数 8社
闇金の種類 システム金融

取引先の倒産を機に資金繰りが悪化

Mさんは製造関連工場を経営する社長。
昔から手堅い経営手法で事業を安定的に継続してきた敏腕経営者です。 ところが,昨今の不況のあおりを受けて取引先企業が相次ぎ倒産。多額の不渡り手形を掴まされてしまったMさんの工場は急激に資金繰りが悪化していきました。 長年黒字経営を続けてきた会社は赤字に転落,そして,二期連続で最終赤字を計上したころ,金融機関からも見放されてしまいつなぎ資金にも事欠く状況となっていきました。 ちょうどそのころ,Mさんの下に1枚のFAXが届きました。
見ると,「金利優遇事業者ローン審査結果通知」とあり,審査の結果500万円までを即日,銀行並みの金利で融資可能とあります。社名は共栄クリエイトとあり,聞いたことのない社名でしたが,資本金は37億円,従業員数は137名との記載があったため信用出来そうと思ったそうです。
また,何より月末の決済を無事済ませるためには一刻も早く融資を受ける必要があったのでMさんはすぐに電話を入れ,200万円の融資を申し込みました。
すると,最終審査の結果初回の融資額は100万円で金利は多少割高になるとの回答であり,その時点でこれはシステム金融だとMさんは気が付きました。
しかし,相手が違法業者だろうと金利がいくらであろうと借入れしなければ資金が回らないのですから背に腹は代えられません。
結局,相手の求めに応じて40万円の手形を3枚切り,100万円の融資を受けることになりました。

返済のために何度も手形を切ることに・・・

こうして,Mさんは月末の決済を乗り切ることが出来ましたが,システム金融の金利は決して安くありません。 もともと体力の落ちた状態の会社が高金利の支払いを続けることが出来るはずがないのです。 1ヵ月と持たず再度資金繰りに窮したMさんは,タイミング良く融資の勧誘電話をしてきた別のシステム金融業者から更に50万円を借り入れました。 その後はシステム金融に対する返済のために更に別のシステム金融から借り入れを起こすことの繰り返しとなり,気が付けば最初にシステム金融との取引を決めたときの2倍超の債務を抱えることに。Mさんは,毎日のようにシステム金融からの手形が回ってくるという末期の状況でご相談にいらっしゃいました。

司法書士のコメント

経営体力の落ちた中小企業を狙った典型的なシステム金融の手口です。 システム金融に手を出してしまうとほんの一時的には助かることもありますが,1ヵ月も経たないうちに借りる以前より財務状況が悪化し,会社にとって致命傷になります。

本事例では,以前に介入実績のあるシステム金融グループが相手方であったことから比較的スムーズに手形の回収が出来,不渡りを回避することを得ましたが,専門家に依頼すれば確実にこうした結果が出るというわけではありませんのでやはり違法業者との取引に手を出すべきではありません。

システム金融は貴社を助けるつもりなど最初からありません。不渡りを出すまでの間にむしれるだけむしるというのがシステム金融の目的ですから騙されないようにして頂きたいと思います。

既に取引してしまっている場合は速やかにご相談ください。

システム金融被害のご相談は早ければ早いほど会社の再建可能性が高まります。

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