先払い買取現金化に注意！Hennessy（ヘネシー）の実態とは？

公開日:2022/12/27更新日:2023/05/26

Hennessy（ヘネシー）に関する情報

売買目的物: お酒（ウイスキー、ブランデーなど）
元本受取名目: 商品買取代金
元利金返済名目: 代金返還+キャンセル料
手口の概要: ・不用品の買取を申し込むと画像のみで査定が行われ、査定額が振り込まれる。不用品の買取を装った金銭の貸付けを行う。; ・取引の一例は、1万2000円ほどの受け取りに対し、直近の給料日に2万6000円程度の支払いを要求する。; ・支払いが滞ったり連絡が取れなくなったりすると、勤務先や緊急連絡先にも連絡される恐れがある。

先払いのヘネシーは不用なウイスキーやブランデーなどのお酒を写真のみで即座に査定し、その査定の金額を即日受け取れることとして現金化できるという取引を行う業者です。

不用品の買取という売買の形式をとりながら、その実質は金銭の貸付けにほかならないものであり、一般的な消費者金融など全く比較にならない超高金利の返済を強いられます。

査定してもらった商品を後日業者に郵送することによって取引が完了する旨の説明がありますが、実際には買取自体がキャンセルされるよう誘導され、キャンセル料と買取代金の返金を要求されることになるようです。

この返還すべき金額は当初振り込まれてくる買取代金に比べて非常に高額で、キャンセル料が非常に高額に設定されています。
したがって商品を発送するのではなく、業者にお金を支払うことによって完済ということになります。

一般的な不用品の買取などと比べるときわめて不自然な取引内容であり、本業者のようないわゆる先払い現金化の手口はとてもまともな取引はできないのです。

実際の取引例を挙げると、1万2000円ほどの査定額を受け取ることができた場合、直近の給料日、つまり1ヶ月も経たない期間で2万6000円の支払いを要求されるといった内容です。

商品の買取を装いながらも、その実態は1ヶ月足らずで元本の倍以上の額を返済するという高金利の貸付けと変わらない取引なのです。

さらには、申込みのタイミングによっては支払日までの日数が少なくなってしまう場合があるので、わずか数日で上記と同額の支払いを求められるケースもあります。

その場合は、1週間や10日間ごとに返済日が到来する短期の闇金と同様の厳しい請求をされることになるのです。

支払いが滞った場合や連絡がつきづらくなった場合には何度も督促の電話をかけてくることがあります。
周囲の人々にこの業者との取引をばらしたり、ひどく迷惑がかかってしまったりすることをネタに脅すというやり方も、まさに闇金がよくやる、典型的な取立てのやり口です。

貸金業者ではないなどと言いつつ、闇金とほとんど変わらない荒っぽい方法で脅迫的な取立てをする先払い買取現金化業者が数多く存在するのです。

実際に当事務所の無料闇金相談においても後払い・先払い現金化業者から闇金のような恐ろしい取立てを受けているという相談も多数寄せられています。

先払いのヘネシーは当事務所の司法書士による対応実績がある業者であり、即日取立てをストップさせることができる業者です。

当ＨＰでは悪質度★★(低め)に分類しています。

当事務所では、後払い現金化業者及び先払い買取業者のほぼ全業者を悪質度★★に分類しています。なぜなら、後払い現金化業者や先払い買取業者は、当事務所の介入と同時に取立てを控えることがほとんどだからです。

これらの業者は、司法書士や弁護士とトラブルになり警察沙汰になることを恐れているからだと考えられます。

利用者に対しては強気な態度に出ることが多く、過激な脅し文句を言われることがあるようですが、当事務所が間に入って交渉すると比較的冷静に話し合いをすることができ、平和的な解決が期待できます。

Hennessy（ヘネシー）への返済や取立てにお悩みの方は、お早めに当事務所にご相談ください。