商品券先払い買取の「どらエモ」の注意点や危険性について

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どらエモに関する情報

どらエモの取引内容とその実態

どらエモはギフト券や商品券を画像のみで即座に査定し、その買取金額をただちに交付することで現金化できるというサービスを提供しています。これによって小口の現金を調達することができるようにすることで即日融資を受けることができることを売りに営業しています。

形の上では金券などの買取という形式をとっていますが、その実質はお金の貸付けにほかならず、本来は貸金業登録をしなければならない取引内容ですが登録は見当たりません。

それだけでなく、一般的な消費者金融の数十～数百倍という超高金利での返済を強いられます。返済方法は金銭の代わりに所定の額面のギフト券や商品券を用意して業者へ郵送することで返済となりますが、その額は受け取ることのできた額の2倍に相当する金額になります。

具体的には、受け取れる金額が1万5000円程度であるのに対し、1か月に満たない期間で3万円分の商品券等を郵送させられるといった内容です。
これは1万5000円を借りて、次の給料日に3万円の返済をするというお金の貸付け契約と全く変わらない金銭的負担をしなければなりません。

また、初回の取引などの場合は、1万円の受け取りに対し、倍返しの計2万円を支払いをしなければならないケースもあります。商品券の売買を装いながら、その実態は1ヶ月足らずで受け取った元本を倍返しするという高金利の利息を請求されるのと同じなのです。

さらには、申込みのタイミングによっては支払日までの日数が少なくなってしまう場合があるので、わずか1週間から10日でこれと同様の割合の支払いを求められるケースもあります。

その場合は、1週間～10日ごとに利息を払わせるいわゆる短期の闇金が持ち掛ける超高金利の貸付けと同程度に及ぶ厳しい要求を飲まされることになるのです。

厳しい取立てにも注意

支払いが滞った場合や連絡がつきづらくなった場合には何度もしつこく電話をかけてきます。
本業者のような先払い現金化業者も闇金同様に、事前に聞き出された緊急連絡先や勤務先に電話をかけられることが多いので、「勤務先や家族には知られずに取引ができる」などと言われても全く安心してはいけません。

このような、周囲の人々に闇金との取引がバレることや迷惑をかけてしまうことをネタに脅すというやり方は、まさに闇金がよく用いる典型的な取立てのやり口です。

貸金業者ではないと言いつつ実際は闇金同様の荒っぽい方法で脅迫的な取立てをする先払い現金化業者が数多く存在するのです。

実際に当事務所の無料闇金相談においても後払い・先払い現金化業者から闇金と何ら変わらない酷い取立てを受けたという相談も多数寄せられています。

司法書士等への相談により早期解決を図りましょう

本業者のようないわゆる先払い現金化と呼ばれる手口を用いる業者とのトラブルがいまでも後を絶ちません。

この手口の業者の中には闇金とほとんど変わらないような取立てをしてくるところが数多く存在するというのは紛れもない事実です。

しかしその一方で、実は弁護士や司法書士などの専門家が介入することでパッタリと取立てをやめるところがほとんどというのも事実なのです。

彼らはあくまで真っ当な正規の会社という建前で営業している都合上、司法書士等が介入した案件についてはいかにも闇金だと指摘されかねないような過激な行動には出ようとしません。
トラブルの多さが明るみになれば警察などによる摘発の対象になる可能性もあるため、業者としてはそのようなリスクは極力避けようと考えているはずです。

このような事情から、当事務所のような司法書士が介入すると、ほとんどの場合において後払い現金化・先払い現金化業者による取立ては即日ストップすることが期待出来るのです。

現在この「どらエモ」と取引中の方で上記のような厳しい支払いや取立てに苦しめられている方は、これ以上悩み続けるのはやめ、司法書士や弁護士へ相談し専門家に対応してもらうことで穏便な解決を目指しましょう。