相談員の石川です。
以前に机を並べて働いていた友人の送別会に行ってきました。
気の置けない仲間と酒食をともにしていると,時間があっという間に経ってしまいます。
花に嵐のたとえもあるぞ,ということで忙しくてもこういう機会は大事にしていきたいと思っています。
友人と一緒に働いていた法律事務所では,闇金問題のほかにも離婚・交通事故の事件などを扱っていました。
それぞれ相談に来られる方は辛い気持ちを抱えていらっしゃるのですが,相談者の方のお話を伺っていると時折じわっと目に来るものがあったりする心優しい友人で,私も辞める直前まで,仕事帰りにいろいろ話を聞いてもらったりして,公私ともにすごくお世話になっていました。
これからは気軽にランチに誘えなくなっちゃうなあとさみしい気持ちにもなりましたが,飲み会をまた池袋でやろう!という話になったので,美味しいお店を開拓しておこうと思います。
闇金問題としっかりと向き合うことが解決の道
これまで闇金や離婚問題などの相談を受けて感じたことですが,問題解決のために一番大事なのは当事者に解決したいという強い意志があるかどうかということです。
これはきちんと自分の問題と向き合うという意味でもあり,そうした方ほど解決後には気持ちをすっきりと切り替えて立ち直ることができているように思えます。
人がある問題に直面した時にとる行動にはいくつかのパターンがありますが,闇金と関わる方に多くみられるのが「問題放置型」です。
融資を受け,だんだん返済が行き詰まり別の闇金からも借り入れをするようになった方が,このままではまずいことになると思っていても,実際に督促がガンガン入るようになるまで何もせずにいることはよくあることです。
問題が進行していくことに気づいても何もしない,何事も大事にしたくないという日和見とか事なかれ主義の態度をとっていると,事態が深刻化して解決が難しくなることがあります。
闇金に払う金を作るために金策をするという方法は,当然ながら根本的解決にはなりません。
弁護士・司法書士に早めに相談することが解決への道です。