ヤミ金へのまずい対応

公開日:2014/02/14更新日:2018/10/30

カテゴリー:相談員

雪に負けない!相談員のブログです。
先週に続いて今週も東京は雪です。事務所の周りには猫が多くて,しょっちゅう喧嘩している鳴き声が聞こえるのですが,こんな日なのでとても静かです。雪の間,猫たちはどこにいるんでしょうか。

さて,ヤミ金への返済がきつくなってしまい,なんとかその日の返済を免れようとして相手に対して嘘をついてしまったという方はいませんか。ひどい嫌がらせを受けてしまうという方は,多くの場合そのような経験があるようです。
あてがないのに「今日は無理ですが,〇日に必ず入れますので」という約束をしてしまうというのはまだいい方で,「もう入れました!」と相手に嘘をついてしまう人もいます。もちろん,業者にはすぐにばれてしまう嘘です。その日その時の督促電話をやり過ごすためにこのような嘘をつくとどうなるでしょうか。

ヤミ金は,小金を貸し付けて(場合によっては無理やりにでも),不当に高い利息を取る犯罪者です。何のために罪を犯すのかと言えば,当然ながらお金のためです。彼らは効率よく利益を上げることに心血を注いでいます(もっと別のことにその努力を向ければよいのにとは思いますが)。

どんな人間でも嘘をつかれればよい気はしないものですが,ヤミ金は特に顧客の嘘に付き合って時間を浪費することを嫌うのです。したがって,そのような対応をした顧客に対して,嫌がらせを激化させて早期に回収を図ろうとすることはあり得る話です。

誤解していただきたくないのですが,「だからヤミ金に誠実に対応しろ。言いなりになれ」などと言っているわけではありません。すぐばれるような嘘をつくまでに追いつめられているのであれば,速やかに弁護士・司法書士等の専門家に相談すべきであると言いたいのです。

これ以上返済し続けるのは不可能です。早めに相談して犯罪者とは手を切りましょう。

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