保証金を取る闇金はお金を貸さない

公開日:2016/02/05更新日:2018/11/10

カテゴリー:相談員

相談員の石川です。

 

ヤミ金融業者と言うからには,高い金利は取るにしてもお金を借りることはできるだろうと思われるかもしれませんが然にあらず,「貸さないヤミ金」が多いことをご存知でしょうか。

 

お金を借りようと思って申込みをしたら,逆に保証金を入れるように要求されたという相談が増えています。

ヤミ金業者は審査に必要と言って申込者本人の個人情報を確認しますが,その他に保証人として家族や知人の個人情報も細かく聞き出そうとしてきます。

勤務先などの個人情報を聞き出すまでは比較的まともな対応ですが,そのあとはひどいものです。

 

先日も「保証人を5人立てられないなら,保証会社を使うから保証金として3万払って」と言われたという相談を受けました。

相談者は保証金を払うお金がなかったので断ったのですが,業者からは「キャンセルするなら迷惑料として5万払ってもらうことになるよ。だったら保証金3万払った方が利口だろ」と脅されたそうです。

かなり変な理屈ですが,こんな脅しに負けて業者や,紹介される保証会社にお金を払ったりしないでください。
彼等とは話をしない,取引をしないのが利口です。そして,わずかなお金の為に家族や友人の個人情報を渡したりするのは止めましょう。

 

キャンセル料を払ってはダメ!

ヤミ金は当然のようにキャンセル料を払えと言ってきますが,もちろん払う必要はありません。

払えば手を引くどころかさらに悪質な請求をしてくる可能性が高いので,むしろ払わないほうがいいです。

払ういわれのないお金を,ヤミ金の無茶苦茶な理屈に屈して支払ってしまうような方は彼等が食いついて離れないターゲットにされてしまうので絶対に応じないでください。

また,相手に教えてしまった銀行口座をそのままにしておくとトラブルになる可能性があります。

口座は早急に解約して別の口座を使うようにしてください。
ヤミ金問題は対処を間違えなければ被害が大きくなるのを防ぐことができます。きちんと解決して,そのあとは二度と関わらないように気を付けましょう。

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