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闇金の脅しはほとんどがウソ|闇金情報ブログ
投稿日:2017.04.30
最新更新日:2018.11.10
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闇金の脅しはほとんどがウソ
相談員の横田です。
闇金はあらゆる脅し文句で本人や関係者にお金を払わせようとします。
実際には闇金の脅し文句は大部分がウソであり,出来もしないような脅しをたくさん使ってくるのでそれに屈して支払いを続けてしまうことは,相手の思うツボになってしまいます。
消費者向け闇金は、090金融という通称から分かるように電話やメールのみでやりとりを行うため、まったく実体が掴めない存在です。
近年ではLINEのみでやりとりを行い、電話番号すら明らかでない闇金が多くなっています。
闇金もできるだけ足のつかない方法で活動することに努めているため、より闇に紛れて実体を現さないことが活動を続けるために最も重要となります。
一方で、闇金の本質は暴力的な取立てで高金利を払わせることにありますから、いかに現実的な不安を与えるかという点も非常に重要です。
なので,電話やメールのみで取立てをいかにリアルに演出するかということに頭を使っています。
ですから、これらの手段の中にどれだけハッタリが含まれているかということを理解すれば、闇金の脅しに屈することなく毅然とした姿勢で向かい合うことができます。闇金問題解決にはこの態度はとても大切です。
自宅や職場へ直接取立てに行く
これは典型的な借金取りのイメージですが、少なくとも数万円程度の取引を行う090金融は直接取立てに出向くケースはほぼありません。ほとんど皆無と言ってもよいと思います。
冷静に考えれば数万円の取立てのために交通費や時間をかけて家まで行くことは明らかに非合理的ですし、その金額のために逮捕のリスクを負うことも普通は考えられません。
しかし稀にあるのが、被害者の近隣に住む債務者に対しアルバイトのような感じで被害者宅に張り紙をさせたり、ポストに直接手紙を投函させたりするケースです。
闇金が家まで来ていたんだと思わせるためには有効です。
この場合、実際に送り込むのは債務者かごくごく下層の者、要するに素人なので、それほど気にする必要はありません。
外国人を雇って取立てに行かせるなどと脅す闇金もいますが,これもまず考えられないでしょう。
例えば以下の記事で紹介している業者はよくこのようなことを言います。
「08095735325 悪質な闇金クロカワに注意 ※音声データあり」
警察へ通報する・預金口座を凍結させる
たまにあるのが、警察に通報してお前の預金口座をすべて凍結させるとか、不正な入金のある口座として通報するという脅しです。
客の口座が凍結されると現実に回収できる可能性は低くなりますし、闇金にとってメリットが何もないです。口座を解約して新たに別の口座を作ればいいだけです。
そもそも闇金被害者の預金口座は常に凍結のリスクがありますから、これはあなたはいつか死ぬでしょうという予言のような馬鹿げた話です。
子どもを誘拐する
これはまず考えられないでしょうから、心配はないと思いますが、子どもの名前や子どもの通っている学校・保育園などを教えている点には十分注意が必要です。
学校への嫌がらせ電話をする闇金はたくさんいて、悪質性の強い業者にとっての緊急連絡先としての価値はとても高いです。
自分の勤務先や友人たち以上に、子どもの学校への嫌がらせ電話は最もやられたくないことでしょう。
信用情報機関へ情報提供をする
返すことが出来なくなった人に対し,このまま払わなければ信用情報機関へ事故情報として情報提供するから,どこからも融資は受けられないしローンなども一切組めなくなるなどと脅すケースもあります。
ここでいう情報機関は闇金のネットワークであり,確かに頻繁に警察や専門家を間に入れたり,まったくお金を払わすに連絡がつかなくなった人の場合,業者間のつながりでこの人には貸さないという情報が回ることはあります。
したがって指定信用情報機関ではなく,闇金内でのブラックリストに載ってしまうことになります。
なのでこれはある意味事実かもしれません。
他にもいろいろなことを言ってきますが,その大部分がウソだと認識すれば余計な心配はせずに冷静に対処できます。
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