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未成年のヤミ金はより悪質|闇金情報ブログ
投稿日:2014.04.11
最新更新日:2018.11.10
その他
未成年のヤミ金はより悪質
昨日,17歳の少年が振り込め詐欺で逮捕されたという報道がありました。
未成年者が振り込め詐欺に手を染めているとは世も末という印象ですが,実はヤミ金にも若年化の傾向があります。
振り込め詐欺とヤミ金は扱う道具が同じで手口も類似の点が多いですから,どちらも未成年者がいてもおかしくはありません。
ヤミ金業者の年齢層
一昔前は,ヤミ金といえば30代~40代くらいの者がやっている印象でした。例えば改正貸金業法施行前に蔓延っていた店舗型のヤミ金の従業員や経営者は皆それなりの年齢だったように思います。
ところがその後店舗型営業の逮捕リスクが高まったことや改正法により財産要件を満たせなくなったことによりヤミ金が090金融化していくと,その年齢層は年々若年化していきました。
店舗型営業の多くは貸金業の登録を受け,合法を装って営業していましたが,これには一定の法律知識や金融業に関する知識が必要です。よってそれなりに知識や経験のある大人がヤミ金をやっていましたが,合法を装う必要のない090金融はそんな知識などは全く不要です。
小学校低学年レベルの算数が出来れば誰でも出来てしまいます。また,ここには調達方法は書きませんが他人名義の口座や携帯も容易に手に入ります。
このように090金融営業のハードルは極めて低いものであるため未成年者でも簡単に始められるのです。
引き際を知らない子供のヤミ金
10代や20代前半の子供がやっているヤミ金は悪質性は,他のそれと比べて高い傾向にあります。私たちが交渉のために連絡しても始めから全く話し合いにならないのです。
熟年のヤミ金であれば,彼らはビジネスと割り切って仕事をしていますから,司法書士が介入したことにより事実上回収不能となった案件からはすぐに手を引くことがほとんどなのですが,若年層のヤミ金は往生際の悪いことが多いのです。
また,罪の意識やモラルも極めて低いため,嫌がらせ目的で消防車や救急車等を呼んで第三者に迷惑をかけることを全く厭いません。この手の業者は長続きせずいずれ捕まる運命にあるわけですが,だからといって被害者の信用が回復されたり損害が填補されることはありません。
ヤミ金と関わるべきでないことは常々お伝えしているとおりですが,特に相手が未成年と判断できる場合には絶対に付き合いを持たないことです。