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ホストクラブの売掛の支払いに困り、闇金に口座譲渡したとして警察職員が懲戒免職
|闇金情報ブログ投稿日:2024.07.16
最新更新日:2024.08.06
ニュース・報道
ホストクラブの売掛の支払いに困り、闇金に口座譲渡したとして警察職員が懲戒免職
ホストクラブへの返済に困り、口座を譲り渡したとして、警察職員の女性が懲戒免職です。 奈良県警本部に勤務していた20代の女性職員は去年、自身や母親の名義で開設したネット銀行の口座を、第三者に譲り渡したということです。 職員には、ホストクラブの売掛金が1000万円以上あり、県警の聞き取り調査に「ヤミ金業者から金を借りようとしたところ、口座を開設するよう指示された」と話していて、警察は口座が犯罪に使われた可能性もあるとみています。 警察は12日付で職員を、詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで書類送検しました。 また、職員は消費者金融などに約6000万円の借金があり、許可を得ずに副業として風俗店で勤務したほか、いわゆる「パパ活」でも対価を得ていたということです。
引用元:ABCテレビWEBサイト2024年7月12日19:23配信
闇金に借りようとして口座の開設を指示された
闇金関連のニュースの紹介です。
記事によると書類送検された警察職員は、ホストクラブの売掛金や消費者金融への返済に追われ、闇金から口座を開設して譲渡するようもちかけられたようです。
X(Twitter)のポストでもよく目にしますが、#高額バイト #闇バイト #個人融資などといったハッシュタグで多重債務者をターゲットにした犯罪被害がいまだ行われています。
闇金が口座の譲渡をもちかけるときの一例として、利息の支払い日にお金が用意できなかったときに、返済の代わりにネットバンキングの口座を開設して、ログインに必要な情報を教えるよう言われることがあります。
今回の記事では、不正な口座の開設と譲渡によって詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで書類送検されています。
闇金にキャッシュカードを渡したり、入出金ができるログイン情報を教えたりして不正に口座を譲渡するのは、違法行為なので絶対にしてはいけません。
闇金への口座譲渡は厳禁です
違法業者に渡した口座は、闇金への返済先の口座へ指定されたり、振り込め詐欺や、特殊詐欺などの犯罪に利用される可能性が高いです。
被害者が警察や、弁護士、司法書士に相談をすると、口座の凍結がされることもあり、その場合、渡してしまった口座以外も凍結されてしまう恐れがあります。
また、今後新たに口座の開設ができなくなってしまう可能性もあるため、社会生活を送るうえで非常に大きなデメリットになります。
闇金が口座の譲渡をもちかけてくるときは概ねひとつの口座につき、2~3万円程度が条件となることが多いですが、数万円のために、ご自身の人生を棒に振ることがないよう一度立ち止まって冷静な判断をしていただきたいです。
おひとりで悩みを抱えていると被害解決までの道のりが遠のくばかりです。違法業者との取引などでお困りのかたは弁護士や司法書士、法テラスなどに相談しましょう。
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