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債務者の40代男性を監禁したヤミ金の男らを逮捕

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投稿日:2024.08.05

最新更新日:2024.08.07

ニュース・報道

債務者の40代男性を監禁したヤミ金の男らを逮捕

債務者の40代男性を監禁したヤミ金の男らを逮捕

沖縄県の対面型闇金が逮捕されたとの報道がありました。

債務者の40代男性を監禁し、殴り、たばこを首に押し当てた疑い ヤミ金の26歳と27歳の男を逮捕


違法な高金利で金を貸し付けるヤミ金融を営み、債務者の40代男性の首に火のついたたばこを押し当てて、やけどを負わせたなどとして、那覇署は2日、いずれも那覇市に住む貸金業の26歳と27歳の男2人を監禁や傷害などの容疑で逮捕した。

逮捕容疑は3月16日、那覇市国場のアパート一室で、債務者である会社員の40代男性を監禁し、胸を殴ったり、たばこを首に押し当てたりして、全治約20日間の胸部打撲や首にやけどなどを負わせた疑い。

捜査の中で2人が無登録で貸金業を営み、法定上限を超える利息を受け取っていたことが発覚。県内の40~60代の男女6人に違法な利息で金を貸し付けたとして貸金業法違反容疑で逮捕したほか、2人に加え宜野湾市のアルバイトの男(27)を出資法違反などの疑いで書類送検。3人はヤミ金融営業について容疑を認めているという。

引用元:債務者の40代男性を監禁し、殴り、たばこを首に押し当てた疑い ヤミ金の26歳と27歳の男を逮捕(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース2024/8/4 17:03配信

対面闇金との取引は止めましょう

無登録営業の罰則等を強化した改正貸金業法(平成22年6月完全施行)の前後から対面型の闇金は激減しています。 近年ではLINE闇金、X(Twitter)闇金といったSNSを活用した闇金が主流となっており、いずれも直接は利用者(債務者)と会わない非対面取引が通常になっています。 非対面であっても闇金は闇金ですから取引をすべきでないことはいうまでもないのですが、より慎重になっていただきたいのが対面闇金との取引です。

対面闇金は、現在は少数派ですが今でも一定数存在します。 当事務所でも毎月何件かは対面闇金に関する被害相談が入ります。

対面闇金との取引で注意しなければならないのが、自宅に直接訪問してくるリスクです。近年の闇金は、逮捕されるリスクを恐れて顔を晒した取立ては行わないことがほとんどなのですが、対面闇金は元々顔を晒しているので、自宅までやってくることは十分にあり得ます。そして、その場で不利な内容の書面にサインさせられたり、手持ちの現金を全て奪われたり、といったことが起こります(多くはないと思われますが、本件報道のように暴力を振るわれるリスクもあるでしょう)。 こうした被害は非対面闇金ではほぼありませんから、対面闇金と取引するリスクの高さがお分かりいただけるかと思います。

このような高いリスクを伴う対面闇金と付き合うメリットはありませんから、融資を申し込んだ相手が対面闇金であることが分かった場合は、すぐ申し込みをキャンセルして取引を止めましょう。※非対面闇金なら取引しても問題ないという趣旨ではありません。

対面闇金と取引してしまった場合はすぐに相談を

対面闇金も逮捕されるリスクを全く考慮しないで無茶をするわけではありません。 個人で対峙していると闇金側はかなり強気で出てきますが、司法書士や弁護士が介入すると、対応がかなり変わってきます。専門家の介入により逮捕されるリスクが上がりますので、対面闇金は、自重してすぐに取立てを諦める傾向があります。

本件報道では、被害者の方は、監禁されたり殴られたりしてしまったようですが、早い段階で司法書士や弁護士が代理人として関与していれば、こうした被害は防げる可能性が十分にあると思います。 対面闇金との取引でお困りの場合は、すぐにお近くの事務所に相談されるべきです。

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