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【ニュース・報道】ヤミ金の疑いで工藤会傘下組織の幹部の男が逮捕
|闇金情報ブログ投稿日:2025.07.29
最新更新日:2025.08.08
ニュース・報道
【ニュース・報道】ヤミ金の疑いで工藤会傘下組織の幹部の男が逮捕
この記事の概要
福岡県で闇金逮捕の報道がありました。以下記事を引用します。
工藤会の傘下組織の60歳幹部 貸金業法違反の疑いで逮捕
3年前からおととしにかけて、貸金業の登録を受けずに男女4人にあわせて630万円を貸し付けたとして、特定危険指定暴力団、工藤会の傘下組織の60歳の幹部が逮捕されました。逮捕されたのは、北九州市の特定危険指定暴力団、工藤会の傘下組織の幹部で、嘉麻市上山田の無職 大里英彦容疑者(60)です。大里容疑者は、3年前からおととしにかけて県知事から貸金業の登録を受けずに、飯塚市内で、30代から60代の男女4人にあわせて630万円を貸し付けたとして、貸金業法違反の疑いが持たれています。警察によりますとほかに工藤会と親交がある3人が逮捕され、それぞれ大里容疑者が用意した現金を手渡したり、月に8%から10%の利息を回収したりして違法な貸し付けに関わっていた疑いがあるということです。警察は工藤会とのつながりを含め、資金の流れを詳しく調べています。警察は捜査に支障があるとして逮捕された4人の認否を明らかにしていません。
引用元:NHKウェブサイト(https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20250724/5010029075.html) 2025/7/24 19:35配信
貸金業法違反(無登録営業)の疑いで、男が逮捕

今回の報道では約1年間の間に、無登録で男女4人に630万円を貸し付けたとして貸金業法違反の疑いで工藤会幹部の男が逮捕されています。
業として、金銭の貸付けを行う場合貸金業登録が必要になりますが、では貸金業とはどういう行為を指すのか貸金業法の条文をみてみましょう。
貸金業法第2条第1項(抜粋) この法律において「貸金業」とは、金銭の貸付け又は金銭の貸借の媒介(手形の割引、売渡担保その他これらに類する方法によつてする金銭の交付又は当該方法によつてする金銭の授受の媒介を含む。以下これらを総称して単に「貸付け」という。)で業として行うものをいう。
条文では、「業として行うもの」とありますが、これはどういった定義なのかといいますと、昭和29年11月24日最高裁判所大法廷判決では以下に記載のとおりとされています。
「貸金業」とは、反覆継続の意思をもつて金銭の貸付又は金銭の貸借の媒介をする行為をすれば足り、必ずしも報酬若しくは利益を得る意思又はこれを得た事実を必要としないと解するを相当とする。
少なくとも1年間ほど継続して融資をしていたことや、30代~60代の男女4人を対象に融資を行っている点からも、業として行うものにあたる可能性は高いと言えるでしょう。
今回の報道では、月に8%~10%の利息を回収していたとあります。そのため出資法違反にも該当するとみられますし、他にも、組織犯罪処罰法や詐欺や恐喝罪などで余罪がないかどうか、今後の動向に注目です。
対面型の闇金に注意!

本件では、ほかに3人が逮捕されていて、それらの者が現金を手渡したりしていたとされています。直接会ってお金のやりとりをする対面型闇金であったとみられます。ここ数年間の闇金被害の累計として、大きなウエイトを占めているのは、090金融・ソフト闇金・X(Twitter)、LINE、signalを使用するSNS闇金といったいずれも対面せずやり取りをする闇金です。その一方で、実際に会ってやり取りをする対面型の闇金も一定数存在します。
対面型の闇金は、実際に自宅や、勤務先に取立てに来られる恐怖から、相談に踏み込めず、被害が顕在化しにくいこともあります。
また、個人事業主の方の場合、会社の登記簿や白紙の委任状、手形小切手などを担保に融資を行うシステム金融被害に遭い最悪の場合会社が倒産に追い込まれる危険性や、
利息の支払いの際に性行為を強要され、その際に行為を録画されるヒトトキ融資被害に遭うなど、対面の闇金との取引には様々な危険性があるため絶対に取引をしてはいけません。
この「ひととき融資」という言葉が流行したのはコロナ禍になるまえの2013~2019年がピークだったように思いますが、当時多数の逮捕者が出て社会問題化しました。
対面のヤミ金も司法書士に相談しましょう

では、対面の闇金について、司法書士に相談した場合取立ては止まるのかという点ついて、実は意外と穏便に解決できるケースがほとんどです。
というのも、対面型の闇金は顔が割れているため、司法書士や弁護士と揉めて、刑事事件化され逮捕されるリスクを極端に嫌うからです。
実際に個人での対面融資やシステム金融被害であれば、相談者のかたに業者に連絡をとっていただき、待ち合わせ場所に業者を呼び出し、その場に業者が現れたときに司法書士が交渉に当たります。
この段階で話がまとまるケースや、後日もう請求しない、担保に預かったものは全て返却させる、その代わり当事務所でも刑事告発など一切行わない条件で和解となるケースがほとんどです。
一方で、初回接触時に暴言を吐いて、まともに会話が成立しないケースもありますが、その場合は、その場ですぐに110番通報をして臨場した警察官とともに対応し、刑事事件化を目指していくこともあります。
また、ヒトトキ融資については、相談者のかたにご同意いただいたうえで、被害者の自宅に待機し、業者が利息の回収(性行為)をしにやってきたところを司法書士が待ち伏せをして対応する方法をとる事もありました。
取締りが強化されたことや、犯罪の記録も残りやすいことから、司法書士が介入すれば、早期に縁を切ることが期待できます。
被害者のかたの特定をさけるため、事例の紹介はしませんが、実際に当事務所でヒトトキ融資のご相談をいただいた際には、解決の際に相手方に今まで支払いをした全額をその場で返金させ、性行為の動画も男の自宅に同行のうえ全て削除させるという条件で和解をすることができました。
闇金問題はおひとりで悩んでいても、状況はよくなりません。対面型闇金も当事務所で無料相談が可能ですので、まずは早めにご相談いただくことをおすすめします。







