090金融の取立てや嫌がらせ｜闇金情報ブログ

司法書士の下東です。 今回は090金融の取り立て方法，嫌がらせの方法についてご紹介していきましょう。 全て実際にあった事例です。

電報により脅迫文が届く

例えば以下のような文言のものが届きます。 このような電報を受け取るのは本当に嫌なものです。 人によっては，これのせいで仕事に手が付かない程気に病んでしまう方もおられるのではないでしょうか。 ヤミ金の嫌がらせの基本中の基本ともいえる手口ですが，なかなか効果があるのではないかと思います。 これを防ぐには電報の受け取り拒否を予めしておくことをお勧めします。 「115」に連絡すると電報を一定期間受取拒否する手続きを執ることが出来ます。 普段から電報を受け取ることが多い方はそういないでしょうから，ヤミ金からの嫌がらせが予想される状況の方は試してみてもいいかもしれません。

そばやピザ等の各種出前が届く

これも良くある手口ですね。 そばやピザの出前が大量に届きます。 そんなもの受け取りしなければいいじゃないかとお思いになるでしょうが，実際に来るとやはり嫌なもののようです。 ヤミ金から「これから回収に行く」と言われた30分後くらいに来客予定もないのにインターホンが鳴るとかなりの恐怖を感じるでしょう。 また，出前等がやっていない夜間においてはデリヘル嬢が来るということもあります。

実際に人を寄こす

といってもヤミ金の関係者が来るわけではありません。 例えば，電話帳などで近所の方を調べて連絡し， 「あなたの向かいの家の○○さんの借金の件で連絡しました。あなたが保証人になっているので今すぐ支払ってください」 等と言います。 いつの間に勝手に他人の保証人にさせられているなどありえない話ですが，そう言われると一言文句を言いに（又は事情を聞きに）債務者の家にその近所の方が赴きます。 これも，突然人が来るので場合によっては「ヤミ金が来た」と思わせる効果がありますし，近所の方に説明を求められることにより精神的にかなり疲弊することでしょう。 上記に加え，ただ人を寄こすだけでなくその者に取立てをさせる手口もあります。 どういうことかというと，嫌がらせの対象となっている債務者と同一地域に居住する別の債務者を使うのです。 返済に詰まっている別の債務者に， 「お前の近所に住んでいる○○という奴から金を回収して来たらお前の今回の利息は勘弁してやる」 などと申し向け，取立てに行かせるのです。 この方法もかなり精神的ダメージが大きいでしょう。 また，タクシーや運転代行業者を呼ぶという嫌がらせもたまにあります。

まとめ

他にもまだまだ細々とした嫌がらせはたくさんあります。

• 救急車・消防車を呼ぶ
• 留守番電話にお経を録音しておく
• 豚のモツなど腐った物を送りつける
• 金を返せと書いたＦＡＸを勤務先等に送り付ける
• ○○は会社の金を横領している等と事実無根のＦＡＸを勤務先に送り付ける
• 本人名でコンビニにクレームをつけて自宅まで謝罪に来させる

等々，悪質な嫌がらせ被害は本当に多数あります。 これらの行為への対処・対策というものはありません。 度を超えれば警察が動いてくれる場合もありますが，その頃には被害者自身の社会的信用の失墜は決定的なものになっているでしょう。 上記をお読みになっていかがでしょうか。 まだヤミ金に借りたいとお思いですか。 090金融の金利は法定金利の100倍以上が通常ですのでとても返しきれるものではありません。 つまり090金融と付き合うと，どなたでも上記の様な嫌がらせを受ける可能性があるのです。 以上を肝に命じ，安易にヤミ金に融資申し込みなどしないようお願いしたいと思います。