Quick Mobile（クイックモバイル）の先払い買取現金化手口について

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Quick Mobile(クイックモバイル)に関する情報

Quick Mobile(クイックモバイル)の取引内容とその実態

「Quick Mobile(クイックモバイル)」は不用なスマホを画像のみで買取査定をしてもらい，即座に買取金額が振り込まれることで現金化できるというサービスを提供している業者です。

形の上では不用品の買取という形式をとっていますが，その実質は金銭の貸付けにほかならず，しかも一般的な消費者金融など全く比較にならない超高金利の返済を強いられます。

通常の買取査定とは異なり，査定した商品を業者に引き渡すのではなく，この買取自体をキャンセルすることでキャンセル料と買取代金の返金に誘導されることになります。
一般的な中古品の買取などと比べると著しく不自然な取引内容ですから，本業者のようないわゆる先払い現金化には特に要注意なのです。

実際の取引を見てみると，3万円ほどの金額を現金化して受け取ることができるのに対し，直近の給料日まで（つまり1ヶ月に満たない期間）に3万円の代金の返還と2万円のキャンセル料を要求される内容で取引させられます。

商品の売買を装いながらも，その実態は受け取った元本に1ヶ月足らずで約6割6分の利息を付けて返済するという高金利融資と同じなのです。さらには，給料日までの日数が少ないタイミングで申し込むと，わずか1週間足らずでこの額の支払いを要求されます。

連日にわたる督促の電話のおそれも

支払いが滞った場合や連絡がつきづらくなった場合には何度も督促の電話をかけてくることがあります。
緊急連絡先や職場などに電話をかけられることもよくありますので，「勤務先や家族には知られずに取引ができる」などと言われても全く信用はできないのです。
このような，周囲の人々に取引がバレることや迷惑がかかってしまうことをネタに脅すというやり方は，闇金業者が用いる典型的な取立てのやり口です。

貸金業者ではないなどと言いつつ実際は闇金同様の手法を用い，電話での口調も到底まともな業者とは思えないような荒っぽい恫喝をしてくることがよくあります。

後払い現金化業者も闇金による取立て被害を受けるのと何ら変わらない恐ろしい思いをすることが多いというのが実態なのです。

司法書士等への相談により早期解決を図りましょう

いわゆる後払い現金化の手口に加え，先払い現金化と呼ばれる本業者のような手口におけるトラブルが非常に多くなっています。

この手口の業者は闇金とほとんど変わらないような取立てをしてくる業者も数多く存在しますが，その一方で，弁護士や司法書士，警察などの専門機関が介入することでパッタリと取立てをやめるところも多いです。

彼らはあくまで真っ当に営業している正規の会社という建前で営業している都合上，司法書士等が介入した案件については違法行為だと疑念を持たれかねないような過激な行動には出ようとはしません。

このようなことから，当事務所のような司法書士が介入すると，ほとんどの場合後払い現金化・先払い現金化業者による取立ては即日ストップすることが期待出来るのです。

現在このQuick Mobile(クイックモバイル)と取引中の方で，上記のような厳しい支払いに苦しんでいる方も，司法書士や弁護士など専門家への相談によって穏便な解決を期待できるでしょう。