先払い買取現金化スマウルに関する情報
- 業者名
- スマウル
- 種別
- 売買仮装型闇金(先払い買取現金化)
- 悪質度
- ★★
- 運営者,代表者
- スマウル
- 住所
- 東京都葛飾区亀有5-30-2
- HP URL
- https://www.sumauru.com/
- 許認可等登録番号
- -
- 電話番号
- 0345330473(03-4533-0473)
- LINEアカウント名
- スマウル
- 対応実績
- あり
業者基本情報
- 売買目的物
- スマホ,ゲーム機などの不用品
- 元本受取方法
- 査定代金の即日振込
- 返済方法
- 代金の返還とキャンセル料
- 手口の概要
- ・不要なスマホやゲーム機の買取を申し込むとただちに買取査定が行われ,査定額を即日受け取ることができる。不用品の買取を装った金銭の貸付けを行う。
- ・査定額の4割程度のキャンセル料が発生する。1ヶ月未満で元本の4割の利息を請求する高金利貸付けと同様の取引である。
- ・支払いが滞ったり連絡が取れなくなったりすると,勤務先や緊急連絡先にも連絡するなどと脅したり,実際に周囲へ電話をかけて取立てを行う危険性がある。
手口詳細
スマウルの取引の実態は超高金利の融資
「スマウル」は不用なスマホやゲーム機などを即座に査定してその買取金額を交付することで現金化し,これによって小口の現金を即日調達することができるというサービスを提供している業者です。
後日商品を郵送するか,買取をキャンセルし,査定代金とキャンセル料を業者に支払うか,いずれかにより取引が終了することとされています。
形の上では不用品の買取という形式をとっていますが,しかし,その実質は金銭の貸付けにほかならず,しかも一般的な消費者金融など全く比較にならない超高金利の返済を強いられます。
そのゆえ,そもそも商品の存在はこの取引には関係がなく,必ずと言っていいほど買取はキャンセルする方向に誘導されます。
これをお金の流れからみると,即日振り込まれてくる査定額が元本,キャンセル料が利息に相当するものであり,キャンセルされた場合の査定額の返還とキャンセル料は,元本と利息の支払いと同視することができるのです。
キャンセル料は4割程度なので,1ヶ月足らずの期間で元本の4割の利息を請求する高金利での貸付けと全く変わりません。年利に換算すると少なくとも480%を超えるような違法な高金利での貸付けに該当します。
さらには,借入れの時期が例えば給料日の1週間前といった場合,1週間で4割という高金利となり,年利2085%ほどに相当する非常に高い割合の利息を請求されることになるのです。
こうなってくるともはや,いわゆる短期の闇金の貸付けと全く変わらない,悪質性の強い取引内容になってしまいます。
職場などへの取立ての電話のおそれも
支払いが滞った場合や連絡がつきづらくなった場合には何度も督促の電話をかけてくることがあります。
「身内や会社にバレることなく現金化が可能」などと書かれていますが,いざというときは職場や緊急連絡先に電話をかけられることもよくありますので,全く安心できません。
このような,職場や関係者に迷惑がかかってしまうことを引き合いに出して支払いを強要するというやり方は,まさに闇金が用いる典型的な取立ての方法です。
貸金業者ではないなどと言いつつ実際は闇金同様の荒っぽい方法で脅迫的な取立てをする先払い現金化業者は多数存在します。
実際に当事務所の無料闇金相談においても後払い・先払い現金化業者から闇金のような恐ろしい取立てを受けたという相談も多数寄せられています。
司法書士等への相談により早期解決を図りましょう
いわゆる後払い現金化の手口に加え,本業者のような先払い現金化と呼ばれる手口を用いるところが最近では多くなっています。
先述の通り,この手口の業者の中には闇金とほとんど変わらないような取立てをしてくるところが数多く存在するというのは紛れもない事実です。
しかしその一方で,実は弁護士や司法書士などの専門家が介入することであっさりと取立てを諦めるところがほとんどというのが現実です。
先払い現金化業者はあくまで真っ当に営業している正規の会社という建前で営業している都合上,司法書士等が介入した案件についてはあまり過激な取立ては避けようというする傾向にあります。
また,トラブルの多さが明るみになれば行政処分の対象になってしまったり,警察などによる摘発の対象にもなる可能性があるため,業者としてもそのようなリスクは極力避けようとするのが普通です。
このような事情から,当事務所などの司法書士が介入すると,ほとんどの場合において先払い買取現金化の業者からの取立ては即日ストップすることが期待出来るのです。
現在この「スマウル」と取引中の方で厳しい支払いに悩んでいる方は,これ以上関係を続けるのはやめ,司法書士や弁護士へ相談し専門家に対応してもらうことで穏便な解決を目指しましょう。