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先払い買取現金化のMonoMONEY(モノマネー)の手口や実態について|闇⾦リスト
最終更新⽇2024.02.05
投稿⽇2021.11.10
先払い買取現金化
悪質度2 ★★ (低め)
先払い買取現金化のMonoMONEY(モノマネー)の手口や実態について
MonoMONEY(モノマネー)に関する情報
業者名 | MonoMONEY(モノマネー) |
種別 | |
電話番号 | 0368692299(03-6869-2299) |
住所 | 旧:東京都新宿区四谷坂町12-22 |
ホームページURL | https://monomoney.co.jp/ ※2024年2月2日現在、見られなくなっている。 |
許認可等登録番号 | 古物商許可 東京都公安委員会第304382005283号 |
対応実績 | あり |
LINEアカウント名 | MonoMONEY |
運営者 | 株式会社bazzar(代表取締役 小寺正記) |
利息の割合 | 1ヶ月未満の期間で元本の3割以上。少なくとも年利400%前後。 |
売買目的物 | タブレット・スマホ・PC等 |
⼿法 |
約1万5000の元本に対して、給料日に2万円の支払いを要求する。 ・写真のみでただちに買取査定が行われ、すぐに査定額を受け取ることができる。買取のキャンセルによる違約金として査定額に比して非常に高額な請求をする。 ・出資法等の上限を大幅に上回る金利での貸付けと同一の、超高金利での違法な融資を行う。 ・支払いが滞ったり連絡が取れなくなったりすると、勤務先や緊急連絡先にも連絡するなどと脅し文句を言う。実際に関係先へ電話をかけられることもある。請求書を自宅に送り付けてくることもある。 |
MonoMONEY(モノマネー)について、当事務所で運営会社株式会社bazzarを現地調査しました。調査の概要は下記ページをご覧ください。 先払い買取現金化のMonoMONEYの現地調査を実施
MonoMONEYの取引内容とその実態
「MonoMONEY」は先払い買取現金化という取引を行う業者で、手元にお金が無くても、スマホやタブレット、PC等の画像を送るだけで買取査定をしてもらい、即座に買取金額が振り込まれてくることで現金化できるというサービスを提供している業者です。
形式上は不用品の買取という形をとっていますが、その実質はお金の貸付けにほかならず、しかも受取額と支払うべき額の差額を利息とみた場合一般的な貸金業者などとは比較にならない超高金利の請求をされることになります。
実際の取引内容を見てみると、1万5000円ほどの元本を受け取れるのに対し、直近の給料日に2万円の支払いを要求してくるといった内容になります。
つまり、1ヶ月未満の期間で1万5000円の元本から5000円の利息が発生するという計算になります。年利に換算すると少なくとも400%前後という高金利になりますし、給料日までの日数次第では年利数千%に及ぶケースも珍しくないです。
これほどの高金利だと、もはや一般的な090金融や個人融資などの闇金とほとんど変わりません。金銭的な負担は闇金からお金を借りるのと何ら変わらず、たとえ物の売買という形を装ったとしても取引をするリスクはほぼ変わりません。
先払い買取現金化業者と取引をすると、厳しい支払いに苦しめられる恐れがあります。
連日にわたる督促の電話に注意
また、このような手口の業者と取引をすると、一般的な闇金と同様の厳しい取立てを受けることになってしまう可能性がある点にも十分気を付けなければなりません。
支払いが遅れた場合や連絡を無視していた場合には何度もしつこく督促の電話をかけてきたり、緊急連絡先や職場などにまで電話をかけられることがよくあります。
なので、周囲の誰にもバレずに取引ができると言われても全く信用はできません。 周囲の人々にこのような闇金まがいの業者との取引がバレてしまうことや、様々な迷惑をかけてしまうことをネタに脅すというやり方は、まさに闇金が行う取立ての典型的なやり口です。
貸金業者ではないなどと言いつつ実際は闇金同様の荒っぽい手法を用いて取立てを行い、とても強引にお金を回収しようとする危険な業者なのです。 先払い買取現金化業者も闇金による取立て被害を受けるのと何ら変わらない恐ろしい思いをすることが多いというのが実情です。
司法書士等への相談により早期解決を図りましょう
最近は後払い・先払い買取現金化と称する手口でのトラブルが急増し,業者が摘発されるケースも出てきています(摘発事例についてはこちら)。
後払い・先払い買取現金化業者は、前述のように闇金とほとんど変わらないような取立てをしてくる業者が数多く存在する一方で、弁護士や司法書士,警察などの専門機関が介入することできっぱりと取立てを諦めるところが多いです。
彼らはあくまで正規の業者という建前で営業している都合上、司法書士等が介入した案件については明らかに違法行為といえるような過激な行動は避けようとする傾向があります。
このようなことから、当事務所のような司法書士が介入すると、ほとんどの場合後払い現金化業者による取立ては即日無くなることが期待出来るのです。
MonoMONEYについては、電話で厳しい恫喝を受けたり酷い取立てを受けたというお悩みをよく伺いますが、実際に当事務所などの専門家介入後はそのような荒っぽい電話をかけてくることはほとんどありません。
現在MonoMONEYと取引中の方で、上記のような厳しい請求に苦しめられている方は、司法書士や弁護士など専門家への相談によって穏便な解決を期待できるでしょう。