地域密着型のヤミ金逮捕

公開日:2014/09/17更新日:2018/11/19

カテゴリー:ニュース・報道 タグ:

「九条のママ」、主婦相手ヤミ金…法定の34倍
無登録で主婦らに金を貸し、法定金利の上限を超える高額の利息を受け取ったとして、大阪府警生活経済課などは16日、大阪市西区、無職東元須美枝容疑者(71)と内縁の夫で無職松田清治容疑者(74)を貸金業法違反(無登録)、出資法違反(超高金利)の両容疑で逮捕した。(平成26年9月17日 YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20140917-OYT1T50016.html)

「10回払いの倍返し」などと称し,高利の返済を求めていたようです。

例えば10万円を借りた場合,2万円づつを10回に亘り返済し,20万円の支払いで完済というわけです。

この手の地域密着型ヤミ金については,借り手に対して知人の紹介を求めたり,その紹介者との相保証(お互いに連帯保証人にさせること)をさせたりして,勝手に返済を止めると知人に迷惑がかかる仕組みを構築し,取立てを容易にする手口が多くみられます。

その結果,警察や専門家になかなか相談出来ず多額の被害額に上ることが非常に多いのです。

しかし,こういった対面型のヤミ金被害のケースほど早めに相談すべきです。

なぜなら,対面型のヤミ金は090金融等の非対面のヤミ金と違い,高いリスクを負って営業しているので,専門家が介入して交渉すると被害者にとって有利な和解をしやすいのです。

場合によっては直接相手方の事務所等を訪問することにより,これまでに支払ったお金の回収が出来ることも少なくありません。

相保証をさせられているケースでは,保証人となっている知人に迷惑が及ぶことを恐れてなかなか一歩を踏み出せない人がいますが,その場合はその知人の方も誘って一緒に相談に行けばいいのです。

相談したとしても依頼するかどうかはあとで決めればいいわけですから相談のみをすることにリスクはありません。

高利のお金の支払いを強要され,逼迫された生活を送る人生が楽しいわけはありません。

一刻も早くそういった状況を解消するための対策を講じるべきでしょう。

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