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闇金に住所を知られてしまった場合のリスクは?

公開日:2019/04/15更新日:2019/04/23

カテゴリー:相談員, ブログ タグ: ,

リスク

借金の際には必ず住所等の個人情報が必要になります。これは消費者金融でも闇金でも同じです。しかし,正規の業者に教える場合と闇金に教える場合とではその後のリスクが異なります。闇金に住所を教えるとその後の生活が脅かされるリスクを負うことになってしまうのです。

今回は,闇金に住所を教えてしまった場合どのようなリスクを負うことになるかやそういった場合の対処法等についてご紹介します。

住所を教えると闇金は自宅まで取立てに来る?

闇金業者は,取立のため自宅にまで来ることがあるのでしょうか。
一昔前の闇金であれば,自宅まで取立てにやってくることは日常茶飯事でした。
しかし,最近は警察が取締りを強化しているため,逮捕されるリスクを恐れた闇金業者は住所が分かるからといって自宅にまで押しかけてくることは少ないです。とりわけ,会わずに取引しているような闇金は99.9%来ないといって差し支えないでしょう。
未だに「今からお前を攫いに行く」などというような古典的な脅し文句を用いる業者もいるようですが,そのような脅しは口だけです。威勢のいいことを言っていても実際は警察が怖くて来れないのです。「住所を知られているからいつ来るかと思うと怖くて眠れない」という相談が多くありますが,ハッタリだけで行動が伴わないというのが闇金の特徴ですから過度に恐れる必要はありません。口だけの脅しに過度に反応してしまうと相手の思う壺ですからそういった脅しは聞き流しておくことです。それでも怖くてたまらないという場合は警察や弁護士・司法書士といった専門家に相談すると気持ちが落ち着くことが多いと思います。

第三者の訪問に要注意

非対面取引の場合,闇金は自宅にまではこないということを書きましたが,だからといって安心してはいけません。
闇金の指示を受けた第三者が訪問してくるというケースがあります。以下,ケース別にご紹介します。

デリバリー業者

最も典型的な例は,ピザ・寿司・そば等のデリバリー業者です。これも古典的な嫌がらせですが闇金には根強い人気があります。闇金業者がこういったデリバリーを嫌がらせに用いる理由は主に2つあります。
一つは,ピザや寿司を送りつけることによって心理的なプレッシャーをかけて回収に繋げるためです。ピザが届くくらいどうということもないという方もいる一方で,自分のせいでこれ以上無関係の人に迷惑を掛けられないと思い詰めてしまう方もいます。そういう方が一定数いる以上,闇金からすればやる価値のある嫌がらせ手法なのでしょう。
そしてもう一つは,デリバリー業者を介して被害者本人と話をするためです。注文していないと言って断ると,その場でデリバリー業者は注文主の電話にかける場合がありますが,その際にその場で被害者と電話を代わってもらって脅すというやり方です。これをやられると観念して闇金の言いなりになってしまうという被害者が多くいるようです。

タクシー

教えた住所にタクシーを勝手に呼ぶという嫌がらせも被害例が多いです。中にはタクシー会社に「耳が遠いからドアをどんどん強く叩いてくれ」等と伝えて自宅ドアを激しく叩かせるという悪質手口もあります。やられた方は闇金が取立てにやってきたと思い込んでしまいます。こうした手口があることを知らないと,何をされるか分からないという恐怖感から無理をしてお金を工面してしまうのではないでしょうか。

コンビニ店員

自宅近所のコンビニに被害者名でクレーム(商品に虫が入っている等)を入れて自宅に謝罪に来させるという手口です。道案内がてらにコンビニ店員と通話しながら自宅前までやってきて,被害者本人が出てきたら電話を代わって脅すというやり口です。被害例はそう多くはありませんが,好んでこの手口を使う闇金グループも一定する存在するので注意が必要です。

他の債務者

現在融資中の他の債務者の中から追い込み先に住所が近い者を利用する手口です。他の債務者を脅したり利息を免除する等と言って利益誘導することによって取立てに使うのです。普通の人はこのような話には応じませんが,「会社に追い込みかけられるのと言うことを聞くのとどっちがいいんだ?」等と凄まれて仕方なく闇金に加担してしまうような方がいるのです。この場合も,使われた他の債務者は単に被害者宅を訪問するだけです。そして現場で闇金に電話をした上で電話を代わるよう言ってきます。そこでたっぷりと脅されて返済を余儀なくされるというわけです。

自宅付近の住民

自宅住所の近隣住民の電話番号を電話帳等で調べ,片っ端から嫌がらせ電話をかけまくるという手口です。近所の方に対して,「これ以上電話されたくなかったら○○(被害者)宅に言って電話に出るように言え!」と凄んで近隣住民を操り,被害者宅まで行かせるのです。また,場合によっては「あなたが○○の連帯保証人になっているから金を払え」等と根も葉もない嘘を付いて近隣住民を怒らせることにより,近隣住民とのトラブルを煽るという手口もみられます。

消防車・救急車等

自宅や自宅付近が火事であるとかけが人が出たという虚偽の119番通報をされることもあります。最近はここまでの嫌がらせは減少傾向にありますが,都市部でやられると一時付近が騒然となるので心理的なプレッシャーが大きい手口です。

電報・花・不審な宅配物が届く

脅しめいた内容を含んだ電報が届いたり,葬儀用の花が届くというのも典型的な手口です。また,レアケースとしては汚物のような不審物が送られてくるという被害例もあります。
どれも不吉な印象を与える嫌がらせ行為であり,こういった物が頻繁に届くと多くの方は気が滅入ってしまいます。

闇金に住所を教えてしまった場合の対処法

では,既に住所を教えてしまっており,上記に挙げたような取立てや嫌がらせのリスクを負っている場合,どのように対処すべきなのでしょうか。

非常にシンプルな方法ではありますが,当事務所では,全ての嫌がらせ行為を相手にしないということをお勧めしています。
闇金のやる嫌がらせは子供のイタズラのようなもので,言うなれば昔流行ったピンポンダッシュのようなものです。このような手合いは,反応があれば面白がってイタズラをエスカレートさせてきます。逆に,無反応の場合は面白くないのですぐに手を引くのです。そこで,こちらとしては無反応を貫いて意に介さないといった態度を徹底すべきです。
まず,デリバリー等の第三者の訪問については居留守を使ってください。下手に出て応対すると,前述のように闇金と話す羽目になったり,デリバリー業者等とトラブルになったりするのでそれはお勧めできません。中には,自分のせいでこうなったのだからと代金を払ってしまう方がいますが,そうすると更に面白がって大量に注文されることがあり,余計にデリバリー業者さんに迷惑をかけることになりかねません。注文していないのであれば応ずる必要はないですから,当事務所としては居留守をお勧めしています。なお,デリバリーについては,事前に各デリバリー業者にイタズラ注文が入る可能性を伝えて根回ししておくことも有効な対策のひとつです。また,出前館等のデリバリー総合サイト経由で注文を入れられてしまった場合は,そのサイト運営者に連絡を入れるだけで全ての注文をキャンセルできます。
電報や花が届くといったケースでも対応は同じです。在宅時は居留守を使い,不在票が入っていても無視してください。受け取りをしたり,不在票に対して再配達をお願いしたりすると,闇金業者側に「在宅している」という事実が伝わり,更なる嫌がらせに繋がることがあります。
全ての嫌がらせに対して無反応を貫くことができれば闇金の嫌がらせはそう長く続かず,比較的短期間で解決できます。逆に,その場を取り繕おうとして闇金と連絡を取ってしまうと,回収が容易な「カモ」と認識されて被害が長期化します。

転居した場合闇金に新住所はバレるか

引越しをして住所を変更した場合,新住所は闇金にバレてしまいますか」という質問をよくいただくのでこれについても触れておきます。
まず,闇金は新住所を調べることができるかについてですが,残念ながら調べることは可能です。住民票の写しは正当な理由がある第三者(債権者等)でも請求ができるので,契約書等をでっち上げることにより請求できるのです。もっとも,そういった行為は違法行為になりますから,元金が相当高額(数十万円以上)でない限りそこまでするケースは極めて稀といってよいと思います。
また,別の不正な方法で調べるということも考えられないではないですが,被害としてはほとんど聞きません。
したがって,自分から教えるようなことさえしなければ,新住所宛に追い込みが入る可能性は極めて低いといってよいでしょう。

虚偽の住所を教えるとどうなる?

闇金被害の相談を受けていると,「住所は嘘を教えた(以前の住所を教えた)から大丈夫」という方がいます。確かに住所を知られていないのであれば上記に挙げたような嫌がらせのリスクはありません。しかし,住所を偽ってお金を借りるという行為は詐欺罪に該当するおそれがある行為であり,闇金が相手だからといって容認できるものではありません。また,住所は虚偽でも通る場合がありますが,勤務先の情報については在籍確認が入るため嘘が通用しません。後に住所が虚偽であったことが分かれば,勤務先に対して通常以上の苛烈な取立てが入るおそれもありますから,虚偽の住所を教えるのは止めたほうがいいでしょう。本当の住所は教えたくないと思うような相手なのであれば取引を見合わせるべきです。

個人情報を教える相手は慎重に選ぶべき

今回は住所を教えたリスクについてクローズアップしてきましたが,住所のほか,氏名・電話番号・口座情報といった個人情報についても第三者に教えるのは慎重になるべきです。
近年はメールで勧誘があった金融会社に融資を申し込んだところ,後に闇金と分かり酷い取立てを受けたという相談例が増えています。こうしたケースの被害者の多くは,「メールには年利10%と記載があったので闇金ではないと思った」と言います。しかし,闇金業者というのは取立てが苛烈なばかりではなく融資条件をごまかすにも当たり前に行いますから,メールやHPにあるような融資条件を基準に正規の業者か否かを判断するのは危険です。メールやSMSで融資勧誘をしてくるような業者は「怪しい」と警戒し,安易に連絡を取ったり個人情報を教えたりすることのないようにしましょう。

まとめ

今回は闇金に住所を知られてしまった場合のリスクや対処法等についてご紹介しました。
犯罪者集団である闇金業者に住所を教えてしまうと様々なリスクを負うことになってしまいます。それに見合うリターンがあるのならまだしも,闇金との取引はリスクを負うに見合うメリットはありません。というより,闇金との取引はデメリットだらけです。
資金調達の「最後の手段」と考えて安易に闇金に手を出す方が多くいますが,そのほぼ全ての方が借り入れ後に後悔します。
闇金と付き合うことのリスクを正しく認識し,関わりを持たないようにしましょう。

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