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闇金と会話をすることの危険性について

公開日:2019/06/11更新日:2019/06/11

カテゴリー:相談員 タグ: , ,

相談員の嶋村です。

闇金に申し込んでしまった,借りてしまった。そんな中闇金から連絡が来た場合,どのように対応すればよいのでしょうか?

闇金が完済を認めたケース,完済したつもりなのに延滞料を請求されたケース,いつまでたっても完済できずにいるケース,と申し込み後は様々です。なぜうまく縁を切れる方となかなか切れない方がいるのでしょうか?

そこには「闇金との会話」が大きく関わっているようです。

そこで今回は,闇金と被害者との実際の会話例を元に闇金との会話によって生じ得るリスクについて考えてみたいと思います。

闇金との会話例①-支払期日の延期-

次の会話は,支払期日に闇金へ電話した被害者と闇金との間のやり取りです。
被害者のAさんは,とある闇金から10,000円を借り入れていました。この日の返済額は18,000円と言われておりますが,手元には2,000円しかない状況です。

■被害者A:「今日の返済ですが,手持ちが足りず2,000円でよければすぐに振込できます。残りの16,000円は1週間待ってもらえませんか?」
■闇金:「は?2,000円?あんたバカにしてんの?俺が言ってるのは今日18,000円なの。来週までなんて待てるわけないでしょう。」

Aさんの申入れに対して闇金は聞く耳すらもってくれない様子です。

■被害者A:「約束を守れずに誠に申し訳ございません。週払いのバイト代からお支払いする予定でしたが,天気が悪く仕事がキャンセルになってしまったのです。月曜にかならずバイト代が入るので,どうか待ってもらえませんか?」
■闇金:「もうあんたの事は信頼できないよ。悪いけど,前に聞いていた父親に連絡させてもらうね。」  

父親に連絡すると告げられ電話を一方的に切られてしまいました。

被害者Aさんは支払い意思を見せ,どうにか待ってもらえるよう丁寧に事情を説明しました。

では上記のどこに問題があるのかお分かりになるでしょうか?それは「真摯に話し合いをすればわかってもらえるだろう」という考えです

相手は所詮闇金。相手に何を言ってもムダです。どんなに誠意を見せても待ってくれる相手ではないのです。今すぐ払えと言い,たった1週間すら待つことができず「今すぐ払えないのならば,緊急連絡先として聞いていた父親に払わせる」という魂胆なのです。  

闇金と誠実に話し合ったとしても無駄ですから,このような場合連絡するのは止めるべきです。そして,緊急連絡先等への被害が心配な場合は,警察や専門家に相談すべきです。

闇金との会話例②-父親への脅し-

さて,ここからどうなってしまったのでしょうか?

闇金は上記会話の後直ちにAさんの父親に電話をしていました。父親に圧力をかけて,どうにかお金を取ろうという姑息な魂胆なのです。

■闇金:「あなたの子が私に借金してましてね,貸したお金を返してくれず困ってるんですよ。会社に連絡して上司に払って貰ってもいんだけど,周りの目もあるだろうし,まずはお父さんに相談してみようかなと思いましてね。今日の15時までに必ず払うと約束し,何度も延期してるんだけど,もうこれ以上は待てないんですよね。明日になったらさらに利息が付いちゃうから早く払ってもらいたいんですよね。」
■父親:「え?うちの子が借金?私が代わりに支払いますから,振込先を教えてください。あと30分で銀行へ行けるので15時には必ず間に合わせます。」

上記会話ののち,被害者Aの父親は14:50に無事入金を完了し,事なきを得たかのように見えました。しかしその翌日のことです。Aさんの父親の携帯に再び電話が入ったのです。

会話 闇金

■闇金:「入金はあったんだけど15時を過ぎていたから20,000円の延滞料を明日の午前中までに払ってもらえるかな。払わないならお父さんの職場に寿司を20人前送りつけますので。お子さんからはお父さんの職場も聞いてるんでね。覚悟しておいてよ。」

支払いしたにもかかわらず,再度支払を要求されてしまいました。

今回のポイントはお父様が闇金と会話をしてしまったことと,闇金の話の裏付けを取らず言われるがままに支払ってしまったことにあります。闇金は「債務者の父親をゆすればお金が入る」と判断したのです。

このような場合は,緊急連絡先としてしまった関係者には「闇金から連絡が行くかもしれないが電話に出ないで欲しい」と事前に根回しをしておくことが有効な対策の一つです。あらかじめ根回しをし,違法業者から電話が入っても直接会話をしないように協力してもらうことがとても重要です。

また,万一会話をしてしまった場合であっても,すぐに支払約束をしてしまうのではなく,「本人に事実関係の確認をするので待って欲しい」等を伝えて一旦保留にすることも重要です。脅されたからといってあっさりと支払約束をしてしまうと闇金に「カモ」と思われて繰り返し不当な請求をされる恐れがあります。

闇金との会話例③-追加融資の営業電話-

これ以上父親に迷惑はかけられないと頭を抱える被害者Aさん。この後,さらに悪い方向へ進んでしまいました。

■闇金:「おい,いつになったら完済するつもりだ?今日の13時までに利息の15,000円入れてくれたら待ってあげるよ。完済したいなら1週間後に50,000円ね。でも支払えないなら職場に電話するからな。」
■被害者A:「分かりました。今日は15,000円入金し,また来週も15,000円支払うので職場への電話だけは勘弁してください。」

とは言ったものの,1週間後に15,000円工面する目途が立たず,頭を抱えていたところ,タイミング良く知らない番号から電話がかかってきました。

■知らない相手:「いま,お金が必要だったりしませんか?うちでしたら金利も安くすぐに振り込めますよ」
■被害者A:「本当ですか?実は急遽お金が必要になってしまったので,15,000円貸してもらえないでしょうか。」
■知らない相手:「いいですよ!身分証を送ってもらえればすぐ振り込みますよ。」

実はこの知らない電話番号の相手は,最初に借りていた闇金とつながっている別の闇金でした。このように闇金同士は繋がっていることが非常に多く,ちょうどよいタイミングで勧誘の電話をしてくるケースも頻繁にあります。Aさんは相手が闇金であることは薄々分かっていましたが,他にお金を工面する方法がなく,やむを得ずまた借りてしまいました。

闇金との会話例④-専門家に相談すると告げたら・・・-

結局被害者Aさんは,他から借りながら毎週支払いを続け, 結果的に取引業者も10社まで膨れ上がってしまいました。どの業者もいつまでたっても完済できません。このままでは完全な自転車操業になってしまうと気が付き色々情報を調べ,闇金を専門に扱う弁護士か司法書士に相談することにしたのです。 相談を決心した直後に,再び脅迫電話がかかってきました。

■被害者A:「もう無理です。沢山払ったじゃないですか?色々調べて専門家に相談することにしました。」
■闇金:「弁護士や司法書士を入れるなら勝手にしろ。支払わないなら,お前が借金を返さないことを書いて近所中にFAXしてやるからな」

と脅されてしまったそうです。

上記会話は何が問題だったのでしょうか?

業者からしてみれば,喧嘩を売られた気分だったのです。しかし専門家が入ると手を引かなければならないことを知っているため,最大限脅して翻意させようという魂胆です。

「専門家に相談します」との発言は,闇金に対する宣戦布告と変わらず,相手を刺激することになってしまうため避けるべきです。

直接会話はせず,専門家に交渉してもらうべき

闇金との間でトラブルが発生した場合,まずは直接会話をしないことが重要です。会話をすればするほど相手は言葉巧みに圧力をかけたり,脅迫をしてきます。闇金は脅しのプロですから,素人考えで話し合いをしようとしてもほとんどの場合被害者にとって不利な結果になってしまいます。

そこで,ご自身で手に負えないような状況に陥ってしまった場合には,交渉のプロである専門家への依頼を検討すべきです。闇金のような犯罪者と対等に交渉をするためには司法書士や弁護士といった専門家を立てることが必要なのです。

現在闇金とトラブルを抱えてしまっている方は,ご自身でなんとか話を付けようとするのではなく,お近くの専門家にまずは一度相談してみることをお勧めします。

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