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後払い現金化「ネットペイ」の情報―EP制度とは?危険性は?|闇⾦リスト
最終更新⽇2022.04.06
投稿⽇2022.02.19
後払い現金化
悪質度2 ★★ (低め)
後払い現金化「ネットペイ」の情報―EP制度とは?危険性は?
ネットペイに関する情報
業者名 | NET PAY(ネットペイ) |
種別 | |
電話番号 |
0671779526(06-7177-9526) 0671781372(06-7178-1372) |
住所 | 旧:大阪府大阪市浪速区難波中1-10-10-205 |
ホームページURL | https://grace-netpay.com/ |
許認可等登録番号 | なし |
対応実績 | あり |
LINEアカウント名 | NETPAY |
運営者 | ネットペイ |
元本受取名目 | レビュー報酬 |
元利金返済名目 | 商品代金 |
売買目的物 | 自動売買取引システム,電子書籍などのデジタルコンテンツ |
⼿法 |
・代金後払いでデジタルコンテンツを購入させ,商品レビュー投稿の報酬という名目で融資を行う。 ・取引の例としては,2万円程度の受取りに対し,3万円を給料日に支払うといった内容の取引。1ヶ月足らずの期間で,受け取った額の5割もの差額を払わなければならない。 ・支払いが滞ったり連絡が取れなくなったりすると,勤務先や緊急連絡先にも催促の電話をかけてくることがある。 |
NETPAY(ネットペイ)の取引内容とその実態
「NETPAY(ネットペイ)」は,手元にお金が無くても広告宣伝報酬として現金が即座に調達でき,代金は給料日などに後払いで支払えばOKという内容で,いわゆる後払い現金化と呼ばれる取引を行っている業者です。
自動売買取引システム,電子書籍などのデジタルコンテンツ購入の申込みをし,商品に関するごく簡単なレビューを投稿することでそれに対する報酬を受け取ることが出来る(EP制度)とされています。
この報酬は申込後すぐに振り込まれ,これによって現金を即日手にすることができます。
その後,商品代金は後払いで直近の給料日などに支払うよう指定されますが,受け取ることのできたレビュー報酬よりもはるかに高額な商品代金を支払わなければならないため,結局のところとても大きな負担になってしまいます。
具体的な取引例は,2万8000円程度の受取りに対して直近の給料日に4万6000円を支払わなければならないといったっ取引が多いです。
いずれも,わずか1ヶ月以内に元本の6割以上の利息が発生する高利貸し同様の厳しい取引を強いられることになります。
連日にわたる督促の電話に注意
支払いが滞った場合や連絡がとりづらくなった場合にはしつこく督促の電話をかけてくることがあります。
緊急連絡先や職場などに電話をかけてくることもよくあるので,他の人にバレずに取引ができるなどと言われても全く信用はできません。
このような,周囲の人々に取引がバレることや迷惑がかかってしまうことをネタに脅すというやり方は,闇金業者が用いる典型的な取立てのやり口そのものなのです。
貸金業者ではないなどと言いつつ実際は闇金同様の手法を用い,電話での口調も到底まともな業者とは思えないような荒っぽい恫喝をしてくることがよくあります。
後払い現金化業者も闇金による取立て被害を受けるのと何ら変わらない恐ろしい思いをすることが多いというのが実態なのです。
司法書士等への相談により早期解決を図りましょう
最近はツケ払い・後払い現金化と称する手口でのトラブルが急増し,業者が摘発されるケースも出てきています(摘発事例についてはこちら)。
後払い現金化業者はいずれも受け取ることのできた金額と比べて相当に高額の代金を要求されます。場合によっては,一般的な090金融と呼ばれる闇金やソフト闇金への返済以上に支払いが苦しくなってしまい,首が回らない状況になってしまったというケースも多数にのぼります。
後払い現金化業者は,前述のように闇金とほとんど変わらないような取立てをしてくる業者が数多く存在する一方で,弁護士や司法書士,警察などの専門機関が介入することできっぱりと取立てを諦めるところが多いです。
彼らはあくまで正規の業者という建前で営業している都合上,司法書士等が介入した案件については明らかに違法行為といえるような過激な行動は避けようとする傾向があります。
このようなことから,当事務所のような司法書士が介入すると,ほとんどの場合後払い現金化業者による取立ては即日無くなることが期待出来るのです。
現在後払い現金の「NETPAY(ネットペイ)」と取引中の方で,上記のような厳しい請求に苦しめられている方は,早めに司法書士や弁護士など専門家に相談することをおすすめします。