バンドルペイに関する情報
- 業者名
- バンドルペイ
- 種別
- 売買仮装型闇金(後払い現金化)
- 悪質度
- ★★
- 運営者,代表者
- 株式会社ユニバーサルネットワーク
- 住所
- 東京都新宿区西新宿6-20-7
- HP URL
- https://www.bandlepay.com/lp-1/
- 許認可等登録番号
- なし
- 電話番号
- 0344006492(03-4400-6492)
- 対応実績
- あり
業者基本情報
- 売買目的物
- デジタルフォト等の商品
- 元本受取名目
- 商品転売代金
- 元利金返済名目
- 商品購入代金
- 手口の概要
- ・代金後払いで商品を購入させ,即座に買取業者に転売して現金化するという形式で融資を行う。
- ・系列の販売業者から商品を購入し,買取業者に即時転売することで,買取業者からその転売代金を即日受け取れる。本業者はその販売業者と買取業者の仲介役。
- ・直近の給料日に,受け取った金額の9割ほどの利息を払わせる高金利の貸付けと同等の非常に厳しい支払いを強いられる。
手口詳細
バンドルペイの取引内容は?
バンドルペイはいわゆる後払い現金化と呼ばれる手口の取引を用いて金銭の貸付けを行う業者です。
どのような取引かというと,本業者ウェブサイトにて申込みをすると商品を販売する業者を紹介され,代金後払いで購入後に指定される買取業者に即座に転売することで転売代金を受け取ることが出来る,という一連の流れです。
具体的な取引金額は,例えば4万円の商品を購入すると転売代金として2万1000円程度が手元に振り込まれるといったものです。これが実質的には借入れの元本となります。
そして次の給料日など,約束した支払期日に本業者に対して上記4万円の商品代金を支払わなければなりません。
これは2万1000円を貸し付けて,直近の給料日に4万円で完済する高金利の貸付けと全く変わらない取引内容です。
1ヶ月に満たない短期間で元本とその9割相当の利息を支払うということになり,年利に換算すると少なくとも1100%前後,貸金業者に対する法定上限の55倍にも及ぶ著しい割合の金利です。
なお,支払日までの日数があまりない場合でも上記どおりの金額にて返済しないといけないので,場合によっては1週間足らずで倍返しという著しい高金利になることもあります。
あまりにも不自然な内容の取引であり,継続してこのような取引をしているとあっという間にとんでもない出費を強いられることになります。
取立てはあるのか?どんな取立て方法か?
もし支払いが滞った場合や連絡がつきづらくなった場合には,販売業者から厳しい督促を受けることになる恐れがあります。
まず,緊急連絡先や職場などにも電話をかけると脅される危険性があります。
勤務先の情報や緊急連絡先を申込み時に申告しなければなりませんが,これはまさにそのためであり,いざ支払いが滞った場合に関係先へ連絡されることを担保に金を準備させるのです。
そして無視し続けていると実際にそれらの連絡先へ電話をかけ,「すぐに金を支払えと本人に伝えろ」などと伝言を残すといった,嫌がらせのような行動をとります。
このような業者との関係を職場やご家族に知られてしまうケースも多く,誰にもバレずに取引ができると言われても全く信用してはいけません。
また,支払いができない場合は詐欺で刑事告発するなどという内容の脅しのようなメールを送り付けてくることもあるので,かなり大きなプレッシャーになってしまうことでしょう。
司法書士等への相談により早期解決が期待できる
ツケ払い・後払い現金化と称する手口は最近被害が急増し,業者が摘発されるケースも出てきています(摘発事例についてはこちら)。
後払い現金化業者はいずれも受け取ることのできた金額に比べて不相応に高い代金を要求されます。一般的な090金融と呼ばれる闇金やソフト闇金以上に支払いが苦しくなってしまうケースもよくあります。
後払い現金化業者は,前述のように闇金とほとんど変わらない厳しい取立てをする業者が数多く存在する一方で,弁護士や司法書士,警察などの専門機関が介入することできっぱりと取立てを諦めるところが多いです。
彼らは建前上はあくまで正規の業者を装っているため,専門家を介入させると法的トラブルに発展しかねないような過激な行動は控える傾向にあります。
このようなことから,当事務所のような司法書士等が介入すると,大半の場合後払い現金化業者による取立て被害の即日ストップが期待出来るのです。
後払い現金化手口による厳しい支払いにお悩みの方は,早めに司法書士や弁護士など専門家に相談することをおすすめします。