ヤミ金との連絡を絶つことが解決への第一歩

公開日:2014/01/20更新日:2018/11/19

カテゴリー:司法書士 タグ:

司法書士の下東です。

当事務所に依頼いただいた場合,ご本人は,以後ヤミ金と連絡を取る必要はありません。

というより,ヤミ金と連絡を取っていただいては困ります。

なぜなら,ヤミ金はご本人と連絡が取れる限りは代理人である私たちとまともに話そうとはしないからです。

また,電話に出てしまうと,払う必要の無いお金の支払いを約束させられてしまうということも起こります。

いずれにせよ,専門家に依頼したのにも拘わらず,それ以後も自らヤミ金と連絡を取ることは,デメリットしか生みませんからお止めいただくべきです。

このことは,私は特に念入りにご説明していますから,当事務所にご依頼の方がそうしてしまう例は少ないです(残念ながらゼロではありません。年に2~3件程度はあります。この場合,通常より解決に時間がかかることがほとんどです)。

しかしその一方で,他の事務所に依頼後,自己判断でヤミ金と連絡を取ったりお金を払ったりした結果収拾つかなくなったので相談したいとご連絡くださる方が毎月数人はいらっしゃいます。

なぜこのようなことは起こるのでしょうか。

本日はこのことを取り上げたいと思います。

ヤミ金と自ら連絡を取ってしまう理由とは?

なぜ,既に弁護士や司法書士に依頼中なのにヤミ金と自ら連絡を取ってしまうのでしょうか。

理由はみなさんほとんど同じ内容で,おおよそ次のようなものです。

相談時に,ヤミ金問題は即日解決出来ると説明を受けたので依頼したのに取立てが止まらない。

そのため自分で話し合いをするしかないと考え,ヤミ金と連絡を取り,元金プラス数万円を支払う和解をした(依頼中の事務所には秘密にするという条件付き)。

その後,言われた金額の支払いをしたが今度は別名目の請求を受けており,支払わないなら取立てを再開すると脅されている。

このような状況で,自分はどうしたら良いのかということを相談される方が毎月一定数いるのです。

専門家は万能ではない

上記の問題は,専門家が依頼者の方に対する説明責任を果たしていない(あるいは虚偽の説明をしている)ということが原因であるのが明らかです。

ヤミ金問題というのは,何日以内に必ず解決可能というようにお約束出来るようなものではありません。

良く考えてみてください。

他人名義の携帯と口座を利用している昨今のヤミ金は,住所や氏名の特定が困難であるため,なかなか捕まりません。

警察が動いたとしても,短期間で逮捕に繋がることはまずありません。

このようなヤミ金の活動を,民間の一事務所が,制限出来るわけはありません。

出来ることといえば,電話連絡で辛抱強く交渉を進めることと,携帯と口座の利用を停止させる手続きを取ることだけです。

こうした手段しか取り得ないのに,解決までの最長に日数を確約出来るわけはありません。

我々が介入の連絡をすると以後は回収が困難になるため,ヤミ金は諦めることがほとんどであり,よって即日~2,3日程度で解決出来ることが多いですが,それは結果論であり当初から約束出来るようなものではありません。

ですからまずは,何日以内に必ず解決出来ますとの説明があるのだとしたら,その根拠を求めてください。

必ずと言い切れるのだとしたら,交渉力が高いだとか,解決実績が多数などという曖昧な根拠ではなく,素人の方でも納得出来る理由があるはずです。

それがないのだとすれば,その事務所は,不当誘致を組織的に行っている悪徳事務所ということになります。

また,必ずとまで言い切っていないのであれば,ではあなたが依頼するケースではどの程度の日数がかかるのかなど,聞きたいことは全て担当の司法書士や弁護士に確認し,納得したうえで依頼するようにしましょう。

トラブル解決のために依頼したのに,それが更にトラブルを引き起こすようなことがないようにしてください。

そして,依頼すると決めたのであればそれ以降は司法書士又は弁護士の示す事件処理の方針に従うべきです。

通常,事件の相手方と自由に連絡を取ってかまわないと言う弁護士や司法書士はいませんから,だとすればヤミ金とは連絡を取るべきではありません。

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