レンタル携帯業者の悪行

公開日:2014/06/19更新日:2018/11/10

カテゴリー:ニュース・報道 タグ: ,

昨日,次のような報道がありました。

携帯電話のSIMカード100枚超がヤミ金業者に…
100枚以上のSIMカードがヤミ金業者に貸し出されていました。
携帯電話レンタル会社「スカイネット」の社長・高田美一容疑者(31)ら2人は、運転免許証などで本人確認をせずに携帯電話のSIMカードを貸し出した疑いが持たれています。警察によりますと、高田容疑者らは「簡単審査で気軽にレンタル」などをうたい文句に、去年5月からの11カ月間で約420枚のカードを貸し出し、1500万円ほどを売り上げていたということです。このうち100枚以上をヤミ金業者が使用していました。高田容疑者らは、「間違いありません」と容疑を認めています。(ANNNEWS 6月18日)

この手の悪質レンタル携帯業者が蔓延しています。
全てのレンタル携帯業者がヤミ金や詐欺に関与しているというわけではないのかも知れませんが,私からみればそういった悪質なところばかりという印象です。
携帯をレンタルすること自体違法にしてしまえば良いとすら思っています(正当な目的での需要も多少はあるのでしょうが)。

ヤミ金に03や0120の固定電話番号を貸し出し,逆転送という技術を用いて,実際は携帯から発信しているのにあたかも固定電話から発信しているように見せかけ,業者の集客を容易にしているものレンタル携帯業者の仕業です。

ヤミ金の代名詞ともいえる090金融という言葉がありますから090,080などの携帯電話番号からの発信では明らかに不審ですが,03などの固定電話番号を使えば適法な業者を装えるため彼等にとって都合がいいのです。

このようなヤミ金の犯行を容易ならしめる行為を廉価でやられてしまうと被害者の方には相当の悪影響が及びます。

取立てに使う携帯がいくらでも廉価で簡単に入手出来るのであれば,警察などにより携帯が凍結されるリスクを考慮する必要がありませんから,ヤミ金は自由にいくらでも悪質な嫌がらせが出来るということになるからです。

ヤミ金が犯罪であり悪であることはいうまでもありませんが,幇助犯たるレンタル携帯業者も同様の悪です。

本人確認が杜撰(又は全く行わない)な不審なレンタル携帯事業者を発見した場合は警視庁に情報提供する等の対応を取りたいものです。

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