ソフト大東金融の手口 ―実際の利息や個人情報悪用の危険性など

公開日:2021/02/17更新日:2021/02/16

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大東金融のHP

大東金融に関する情報

業者名
大東金融
種別
自称ソフト闇金
悪質度
★★
住所
不詳
HP URL
https://daikoucenter.xyz/
詐称登録番号
なし
電話番号
不詳
対応実績
あり
手口
・"ソフト"な金融であることをアピールしてウェブサイトで集客をする。HP内のフォームから個人情報を入力させ融資の申込みをさせる。
・HPによると1週間で3割,10日間で4割の利息との表記あり。年利1460~1564%。しかし実質的にはこれを大きく上回る可能性がある。
・返済しない場合は「同業他社ネットワーク機関」なるところに個人情報を提供するとの脅しめいた注意書きがある。実際は遅れなどなくても顧客リストを他の闇金に流されている恐れもある。

★ソフト闇金一般の手口・業者情報一覧は『ソフト闇金の最新手口―LINEを利用した取立て方法とは?』ページをご参照ください。

7日間で3割,10日間で4割は本当か?

まずは大東金融の取引内容を見てみましょう。HP内に書かれている条件は,1週間サイクルで3割,10日間サイクルで4割の利息と記載されています。
このとおりに計算すると年利1460~1564%程度に相当し,法定上限の78倍ほどに及ぶ超高金利です。

ですが,実質的にはこれよりも大幅に高い割合になる場合が多く,実際には1週間で4割3分以上にのぼる利息を請求される例がよくみられます。

当然,一般の消費者金融などとはまったく比較になりませんし,法定上限の100倍を超えるケースがほとんどといえるでしょうから,到底まともな取引はできません。

個人情報のブラックリストへの登録とは?

サイト内には,不都合な事情が生じた場合はブラックリストに登録するとの記載があります。その事情としては,
1,第三者機関へ相談する等して返済しない
2,初めから返済の意思がない
の2点だそうです。

ブラックリストに登録されると以後は借入れができなくなるのみならず,「同業他社ネットワーク機関」なるものに個人情報を開示するとされています。その場合には他社ソフト闇金業者へ貸付禁止として報告されるそうです。

大東金融は他の闇金とも情報を共有している可能性が高く,個人情報が大きな危険にさらされる恐れがあります。
実際には何も不都合な事情が生じなくても常日頃から顧客情報を共有している可能性があり,申し込んだだけで様々な情報が違法業者間で流されてしまうことがよくあるのです。

ソフト大東金融からの借入れは絶対におすすめできません。すでに利用してしまっている場合は,可能な限り早く弁護士や司法書士に相談し,しっかりと縁を切るようにしましょう。

後払い・ファクタリングなど新たな手口の闇金にもご注意

なお,最近では,闇金業者が業態を変えて給料ファクタリングや後払い・ツケ払いと称して営業していることがよくあります。
これらは取引の形態が変わっただけで,実質的には違法な高金利融資と何も変わらないという実態があります(詳しくは「給料ファクタリングに代わる「後払い現金化」―新たな"闇金"手口として専門家が警鐘」)。

本業者のような自社ウェブサイトを開設している闇金が別のサイトを立ち上げ,そっちの方ではファクタリングや後払いと称して営業しているというケースも少なからず存在しているとみられます。

いずれであっても実際に取引を始めてみると金銭的負担や取立てのリスクなどはほぼ変わりません。
このような新たな手口も現在とても流行っていますので,十分に注意してください。

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