闇金の嫌がらせはいつまで続く?司法書士に依頼すると収まるか?

公開日:2018/09/14更新日:2018/09/18

カテゴリー:司法書士 タグ: ,

嫌がらせに悩む女性

司法書士の下東です。

最近の闇金手口は年々悪質化しており,激しい取立てや嫌がらせも増加傾向にあります。

嫌がらせが恐くて夜眠れないというご意見も多く聞くところです。

そこで今回は,

●闇金はどういう手段・方法で嫌がらせを行うのか

●闇金が嫌がらせをしない場合は?

●嫌がらせは最長いつまで続くのか

●司法書士が介入すると嫌がらせはどうなるか

について書いていきたいと思います。

闇金はどういう手段・方法で嫌がらせを行うのか

闇金が嫌がらせの電話をする様子

人生には急な出費がつきものです。

飲み会の費用,病気による治療費や薬代,自動車の車検代や整備費用,ご祝儀・香典等が急な出費として相談者の皆様が挙げられる代表例です。

しかし,闇金はそんな事情を考慮してはくれません。

返済を怠れば,彼らは会社,家族,友人・知人等,自宅近所等に対する請求を直ちに開始し,回収に繋がらない場合は徐々に嫌がらせをエスカレートさせていきます。

嫌がらせの手段・方法は様々です。

  • 勤務先に対して嫌がらせ電話をひっきりなしにかける
  • 勤務先の周囲にある無関係の会社に対しても嫌がらせの電話をかける
  • 勤務先の同僚に対し,「あなたが保証人になっている」等と嘘を言って請求をかける
  • 派遣会社勤務であれば派遣先・派遣元の双方に脅しの連絡を入れる
  • 被害者が飲食系のチェーン店勤務であれば,その店のみならず他の店舗にまで嫌がらせの電話をかける
  • facebook等から情報を得て友達の勤務先等に請求の連絡をかける
  • 2ちゃんねる等のインターネット掲示板に個人情報の書き込みする
  • twitterやLINE上のタイムラインに身分証明書の画像をアップして晒しものにする
  • 自宅や自宅付近の他人の家にピザや寿司などの出前を頼む
  • 虚偽の119番通報をして救急車・消防車などを呼ぶ

等々挙げれば切りがない程多様な嫌がらせを行ってきます。

そして闇金は本人や本人の身内が金を払わせてくれと言ってくるのを待っているのです。

闇金が嫌がらせをしない場合は?

嫌がらせが全くないというケースも中にはあります。

主に次の3つのケースです。

良心的?な闇金

一口に闇金といっても様々な業者が存在します。

闇金=犯罪者ですから,良心的なところなんてない!と十把一絡げに扱いたいところですが,良心的なやり方の闇金は昔から一定数いるのです。

ここでいう「良心的」な闇金とは,普通の闇金業者であれば暴力的言辞を武器に強制的に取り立てるようなところを,「あるときに払ってくれればいいですよ」と言って待ってくれるような業者のことです。

こういう業者とだけ付き合っていれば,嫌がらせを経験することはほとんどないでしょう。

嫌がらせ先がない

闇金は,将来の嫌がらせ先を確保しておくため,融資時に会社や家族等の連絡先を聞いてきます。

しかし,その後に会社を辞めてしまっていたり,家族が電話番号を変更したりしていると,闇金としては打つ手がない状態になります。

こういう場合も時間の無駄と考えるのか闇金は嫌がらせを断念する傾向にあります。

返済・連絡を怠らない

闇金に対して真面目に返済していたり,多少遅れる場合でも事前にきちんと連絡を入れている場合は嫌がらせを経験したことがないという方が多いです。

闇金からすれば真面目に返済する人は良いお客様ですから嫌がらせなどしないというのは当然といえば当然です。

また,昨今の闇金は,給料日になれば支払えるというような合理的な理由さえあれば返済を少し待ってくれる(ただし数日程度)ことが多くなりました。

したがって,そういった場合も取り立てや嫌がらせはありません。

闇金による嫌がらせはいつまで続く?

嫌がらせが続く期間をカレンダーに記録するイメージ
では,闇金の嫌がらせは支払をしない限りいつまでも続くのでしょうか。

闇金業者が犯罪行為であることを知った上でリスクを冒して営業する理由は全て金のためです。

残念ながら警察は摘発に積極的ではありませんから闇金は低リスクで楽して儲かる犯罪なのです。

しかし,楽して儲けるためには費用対効果も当然考慮に入れる必要があります。

したがって,

  • 連絡が全く取れない
  • 勤務先に電話してもいつも不在である
  • 親族等に連絡しても誰とも話せない
  • 出前を呼ぶなどの嫌がらせをしても無反応

というような状況,つまり本人や関係者の反応が全くとれない状態が数週間も続けば闇金はあなたからの回収を必ず諦めます。

回収可能性の低いあなたの件にいつまでも拘っているよりは他の客からの回収や新規の貸付けに時間をかけた方が遥かに効率的だからです。

この点,店舗を構えて看板を掲げている闇金やヤクザが相手の場合は若干事情が異なります。

彼等にはメンツがありますから,ある程度採算度外視で追ってくる可能性は否めませんが通常の闇金にはその懸念はありません。

所在不明の氏名不詳者なわけですからメンツなどというものとは無縁なのです。

闇金営業はビジネスであり,彼らは金ずくでしか行動しません。

あなたがお金を払い続ける限り(あるいは連絡がつく限り)はどこまでも喰らいついてきますが回収可能性が低いとみれば手を引いていきます。

取立てや嫌がらせの期間は1ヶ月程度

また,闇金が手を引くまでの期間はおよそ1ヵ月程度です。

1ヵ月も本人及び関係者の誰とも連絡が取れず,嫌がらせに対するリアクションも全く無いという状況であれば諦める闇金がほとんどです。

逆に,あなたが闇金と連絡を取り合ったり交渉しようとする限り闇金の取立ては決して止まりません。

闇金業者は本人と連絡が取れれば回収可能と考えているからです。

勤務先にしつこく電話されてしまうと出ざるを得ないという方がいますが,それでは闇金の思う壺です。

例えば,あなたが勤務先に対する嫌がらせをなんとかしようと思って電話に出て話す行為は,

「これからもどんどん会社に電話してください」

と言っているようなものです。

自力で解決したいと考えるのであれば,どんな事情があっても闇金との連絡は徹底的に絶って下さい。

逆に,それができない方は自力での解決は不可能です。

司法書士に依頼した場合嫌がらせはどうなる?

司法書士徽章(バッチ)

司法書士に依頼した場合,取立てや嫌がらせはなくなるのでしょうか。

また,なくなるとしたら,どのくらいの期間でなくなるのでしょうか。

まず,一般的な回答として,司法書士や弁護士が間に入った場合回収を諦める闇金はそれなりに多くいます。

割合的には3割から5割程度がそういうタイプの闇金です。

専門家が間に入ると回収がしにくくなりますから,早い段階で請求を諦めてしまう業者が多いのです。

では当事務所の場合どうかというと,介入後即日嫌がらせがなくなるケースが最多です。

取引態様や手口によって違いはあるものの,概ね7割から8割くらいの業者が初回の話し合いで今後嫌がらせをしないという約束をします。

また,多少請求や嫌がらせが続くケースでも3日程度で闇金から連絡が来なくなることがほとんどです。

これは先程述べたことと同じことですが,闇金は費用対効果を考慮して請求を行いますから,司法書士が介入した案件(=回収困難な案件)に長くかかずらっているわけにはいかないのです。

最近は闇金も収益性が下がっている業者が多いようであり,ビジネスとして割り切って無駄なことはしない業者が増えています。

したがって,司法書士への依頼は闇金対策としては極めて有効な方法です。

闇金問題を短期間で解決したいと考える方は,司法書士や弁護士への依頼も検討されると良いでしょう。

まとめ

今回は,闇金の嫌がらせはいつまで続くのか等についてご紹介しました。

闇金からの苛烈な嫌がらせは,ご自身で対応する場合は1ヶ月程度続く場合がありますが,司法書士や弁護士に依頼するとその期間が短縮できたり,嫌がらせをゼロにできることがあります。

闇金問題はひとりで抱え込むと被害が長期化する傾向にありますから,早めに第三者へ相談することをお勧めします。

※本記事は2013年12月に執筆したものを2018年9月現在の動向に合わせて加筆・修正しています。

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